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2018年2月5日
先々週のGoGoEVコラムでは、アメリカで2017年1-12月に販売された電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)の販売台数についてまとめてみました。アメリカではテスラ社のEVを中心に人気を博しているようですが、日本でも2017年は、トヨタ自動車より新型プリウスPHVが、また、日産自動車より新型リーフが発売されました。
そこで本日のコラムでは、モデルチェンジされたEV・PHEVが投入された日本市場の昨年1年間に販売されたEV・PHEVについて、世界のEV・PHEVの販売台数を調査している「EV Sales」というウェブサイトから纏めてみたいと思います。
2017年に日本で販売されたEVおよびPHEVの推定販売台数は、およそ5万台を超え、EV・ PHEVの販売台数統計が集められて以来の増加となりました。その結果、2017年末のEV・PHEVの保有台数は20万台を上回ったと推定されます。この傾向は米国や欧州などと同様で、EV・PHEVが普及フェーズに入り始めたことを示していると思われます。
それでは、車種別の販売台数についてみていきたいと思います。。(表中の黄色網掛けはEV、水色網掛けはPHEVを示します。)
2017年に日本で売れたEV・PHEV、堂々の第1位は、2月に販売が開始された新型プリウスPHVとなりました。推定販売台数は26,000台以上で、これまでのEV・PHEVの年間販売台数に匹敵するほどの台数が売れました。当初、納車まで半年待ちと言われましたが、その状況も徐々に落ち着いてきているようです。
(出典:トヨタ自動車ウェブサイト)
2017年に日本で売れたEV・PHEVの2位は、10月に販売が開始された新型リーフでした。日産自動車も積極的なPRを行い、その結果、推定販売台数は16,000台以上となりました。これは、過去2年間の前モデルの販売台数を上回る結果でした。
3位に入ったのは、三菱自動車のアウトランダーPHEVでした。新車での販売は一時期に比べて下がっているものの、中古車市場で根強い人気を誇るSUVタイプPHEVです。2018年にもアウトランダーPHEVのフルモデルチェンジが予定されているとの噂もあり、もしそれが行われれば、これまで以上の人気を誇るかもしれません。
4位以下には、BMW勢が4〜6位を占め、また、日産のe-NV200やテスラモデルSなども売れているようです。一方で、これらの結果をみると、日本市場ではEVよりPHEVが人気という傾向が徐々に明らかになってきたようにも思います。
今後、EVとPHEVがより共存していく環境づくりが、より重要になってくるかもしれません。
●参考ウェブサイト:
-【EV・PHEV】2017年アメリカで売れたEV・PHEVはこれだ!(2018年1月22日付GoGoEVコラム)
-【EV/PHEV】2015年日本のEV/PHEV販売台数〜日産リーフ vs. 三菱アウトランダー〜(2016年4月11日付GoGoEVコラム)
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