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2022年4月7日
中国電力は4月4日、広島県の協力のもと環境省が提唱する "ゼロカーボン・ドライブ" を実現する「完全自立型EVシェアリングステーション」の実証事業を開始すると発表しました。
ゼロカーボン・ドライブとは、太陽光や風力などの再生可能エネルギーを使って発電した電力(再エネ電力)と電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド車(PHEV)、燃料電池自動車(FCV)を活用した、走行時のCO2排出量がゼロのドライブのこと。
中国電力は、この事業を車両の電動化と使用電力の脱炭素化を同時達成するモデル事業として、屋根に付けた太陽光パネルの発電だけで電力を自給するEVステーションを広島県立広島産業会館に設置。日産リーフとMAZDA MX-30 EV MODELの2台を使用し、普及に向けて課題の洗い出しなどを進めます。
また、休日は中国電力が提供するカーシェアリングサービス「eev(イーブイ)」を登録する一般客も利用可能とし、カーシェアの仕組みを活用することで導入コストの低減を図るとしています。
電力系統から完全の独立・分離したソーラーカーポートと、太陽光発電電力のみで運用するEVステーションに、カーシェアリングサービスを組み合わせた世界初の取り組みとなります。5年程度の実証を経て、実用化を目指します。
【実施期間】
2022年4月から5年間程度(予定)
【実施場所】
広島県立広島産業会館(広島市南区比治山本町12-18)
【設置充電設備】
容量合計38kWh(10kWh×3基、8kWh×1基)
※可搬型蓄電池システムは、バッテリーモジュール1kWh×8個で構成
詳しくはこちら
「完全自立型EVシェアリングステーション」実証事業の開始について
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