4月15日、株式会社EVモーターズ・ジャパン（本社：福岡県北九州市若松区）が、タクシー・ハイヤー、路線バス事業などを運営する第一交通産業株式会社（本社：福岡県北九州市小倉区）へ納品した小型コミュニティEVバス2台の運行会社出発式が行われました。

車両は、EVモーターズ・ジャパンの独自技術で開発したインバータを搭載しており、μセック単位でモータ制御が可能。この制御機能によりバッテリーのピーク発生を抑えることができ、電費効率を高めることで一充電あたりの航続距離を飛躍的に延ばしています。

また、バッテリーのピークを出さない事でバッテリーの劣化を抑え、長寿命化を実現。ボディには「C-FRP」を採用することで、鉄より丈夫でアルミより軽い特性を活かし、同サイズのEVバスと比べ4～500kgもの軽量化に成功しています。

運行するのは第一交通産業株式会社の子会社である那覇バス株式会社で、18日(月)より那覇市内を中心に路線バスとして運行を開始しています。

今後、EVモーターズ・ジャパンと第一交通産業は更なる協力体制を築き、バス・タクシーなどの公共交通機関のEV化を全国を対象に拡げていく方針です。

また、EV促進第二弾として、乗合タクシー車両のEV化をまずは北九州市内を中心に進めていくとのことです。

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