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2022年6月15日

ダイヘン クラス最小設置面積「大容量180kW急速充電器」を販売開始

変圧器や産業用ロボット、充電インフラ機器などを販売する株式会社ダイヘン(本社:大阪市淀川区)は、クラス最小設置面積で最大4台のEV充電に対応する「大容量180kW急速充電器」の販売を開始すると発表しました。


「2050年脱炭素社会」の実現に向けEV自動車の普及が加速して行く中、高速道路のサービスエリアのように急速充電器が公共設置される場合、充電待ちのために発生する渋滞や充電の集中による電力ピークの発生(コスト上昇)などが課題となります。


今回発売される製品は、EV2台を同時に最大90kW出力可能な大容量急速充電器(合計180kW)で、プラグを2本追加することでEV4台の急速充電にも対応。クラス最小設置面積(0.46m²)で、設置工事にかかるコストを低減できます。受電設備に応じた最適な大電力急速充電が可能なだけでなく、ダイヘン独自の自律分散協調制御技術「Synergy Link」(シナジーリンク)搭載により、顧客の既設システムや再生可能エネルギー関連機器など、様々な設備と連携したエネルギーマネジメントシステムを容易に構築することが可能です。


6月より受注を開始し、年間販売予定台数は50台。今後ダイヘンは、本製品をラインアップに加え、幅広い出力に対応するプラグイン充電器(普通・急速)からワイヤレス充電、走行中充電に至るまで、あらゆる充電ニーズにお応えする「EV充電システム総合メーカ」として、社会のEV普及促進に貢献していくとしています。



《特長》

1. 「複合型マルチプラグ充電」(特許出願中)により充電渋滞を軽減

・1プラグ最大90kW(合計180kW)をEV2台に同時出力可能

・プラグを2本追加することでEV4台の急速充電に対応可能(EV2台の充電が完了後、自動切替で残り2台に充電)


2. 設置コストの低減

・クラス最小設置面積(0.46m²)で設置工事にかかるコストを低減

・1台の充電器で4カ所の駐車スペースの充電に対応


3. エネマネ・外部制御に対応

・Synergy Link搭載・OCPPプロトコル対応により、既設システムや太陽光発電・蓄電池システムと連携した施設全体のEMS構築が可能

・充電の集中による電力ピークの発生(コスト上昇)を抑制

・機器の増設・入替が容易で、将来的な脱炭素化の取り組みにも柔軟に対応可能



詳しくはこちら

エネマネ対応「大容量180kW急速充電器」を販売開始
EV用急速充電器(180kW)
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コメント一覧

2022/7/14 12:37

最大出力180kWは素晴らしいですね!
近頃、日産のディーラーなどで古い急速充電器が新しいものに更新されているところが多いですが、大容量のものでは無く50kW程のが多いです。
今後更新されるものは、大容量(90kW以上)かつ二台同時充電可の設備にして欲しいところです。

takokun12