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2023年7月28日

新電元 夏バテしない商用EV基礎充電向け60kW急速充電器「BC-Pro.モデル」を発売

充電規格「255分の壁」を16時間に延長。長時間充電で大容量バッテリー搭載EVも毎日フルチャージ。夏でも温度抑制しない安定した充電出力。


新電元工業は7月27日、商用EVの基礎充電に適したプロユースの60kW急速充電器を「BC-Pro.モデル」として販売開始しました。充電規格は最新のCHAdeMO2.0.1を取得。大容量バッテリーを搭載したEVトラック・バスのほか、多数台を運用する営業車などを、事業所内で充電する基礎充電器(Base Charger)向けとして、3つの特長を兼ね備えた急速充電器です。



■商用EV向けに選びやすい「BC-Pro.モデル」

多種多様なEV充電器のうち、商用EVの基礎充電用に適した機種を「BC-Pro.モデル」として厳選。2023年5月に発売した「見せない普通充電器」 に続く、プライベート利用にお勧めしやすい製品です。

自家用EVの基礎充電には数キロワット出力の普通充電器が主に運用されますが、大容量バッテリーを搭載するトラック・バスや、保有台数が多い営業車などのEVでは、基礎充電用として急速充電器が推奨される場合もあります。


【特長1】最大16時間の連続充電に対応(※)【初搭載】

従来の急速充電器では255分(4.5時間)で充電停止してしまう課題がありましたが、独自方式によって最大16時間まで延長。これにより、200kWh以上の電池を搭載したEVを2台同時充電した場合でも、夜間のうちにフル充電させることが十分に可能です。


※255分以上の連続充電は、車両がダイナミックコントロールに対応しており、かつ車両の最大充電時間が250分以上、残充電率が95%以下である必要があります。

【特長2】温度抑制なし!暑い日や長時間利用に強い

新電元の急速充電器は全ラインナップにおいて、装置高温で充電出力が低下する「温度抑制」がありません。長時間利用や夏季など温度上昇しやすい条件でも、安定した充電出力を発揮できます。


【特長3】プライベート利用が可能

公共充電器のような決済サービスを利用しない「スタンドアロン」方式です。充電開始ボタンを押すだけで手軽に充電することができます。不正利用を防ぐためのパスワード認証も可能です。


■「横に長い」本体でケーブルが届きやすく、平面駐車場に配置しやすい

薄型35cmで、壁寄せ・スキマ置きも可能となっており、適切にレイアウトすることで、2台同時利用時でも給電口の近くで広々と操作することができるほか、ケーブルを短い距離で取り回せます。背が低いことで周囲の安全を見渡しやすく、複数台でも設置しやすいことも特長です。



【詳しくはこちら】

商用EV基礎充電向け60kW急速充電器「BC-Pro.モデル」を販売開始
新電元、夏バテしないEV急速充電器を発売。16時間充電できる商用EV基礎充電BC-Proモデル。
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