2023年9月1日
大手充電サービスのe-Mobility Power や日産ゼロ・エミッションサポートプログラム3(ZESP3)を始め、EV充電に必要な充電認証カードを提供する各社が料金を改定しました。電気代の高騰を受けたもので、月額料金の値上げやサービス内容の変更により、EVオーナーへの充電料金の負担は大きくなることが予想されています。
今回の料金改定により、充電認証カードがどう変わったのか。変更の影響を受ける方が多いZESP3 について解説するとともに、充電料金を少しでも節約する方法をご紹介していきます。
まず、ZESP3を含む他の充電認証カードの基となるサービスであるe-Mobility Powerの料金改定内容です。急速・普通併用プランでは月額が下がる部分もある一方、都度料金は急速充電、普通充電ともに料金引き上げとなりました。
この変更に伴い、他の充電認証カードについても料金が改定されました。
改定前は、日産車保有の方に限らず契約することができたZESP3。改定後は、日産車保有の方のみ契約可能となりますが、既に加入済みの方は継続して利用することができます。
今回の改定による主な変更点は以下のとおりです。
< 変更点 >
・充電の課金単位が1分単位に変更
・充電の都度料金が値上げ
・普通充電の無料分に上限設定
特に普通充電を多く利用する方にとっては、普通充電の無料分に上限設定が設けられたのは気になるポイントです。家庭の電気料金も値上がりする中、充電料金の負担はできるだけ抑えたいと考える方も多いのではないでしょうか。
プランの内容変更の詳細はこちら
EV充電認証カード料金改定まとめ時間課金制で充電器を利用する場合、出力の大きい充電器を利用する方が、同じ料金でより多く充電することが出来ます。
低速から超高速まで、様々な出力の充電器が設置されている急速充電では、なるべく出力の大きい充電器を探すことが多かったのではないでしょうか。
一方普通充電器は、これまで設置されているものの多くが3kWの充電器だったため、出力の大きい充電器を探すということはあまりありませんでしたが、6kW充電器の登場により、普通充電器においても出力の大きい充電器を利用することで、同じ料金でより多くの充電が出来るようになりました。
ただし、最近6kW対応の充電器が増えつつあるものの、ZESP3で利用可能な充電器はまだまだ少ない状況でした。
しかし、2023年4月からEV充電エネチェンジ の充電器をZESP3の充電カードで利用することができるようになり、利用できる6kW充電器が一気に増えました。
充電カードが使える6kW充電器は右側の「チャージ2」です。
本体の黒い部分に充電カードをタップするだけで簡単に利用することができます。
※充電料金は充電カードの契約内容に基づきます。3kW対応の車種の方は、6kWの充電器を使っても意味がない、と考える方もいるかもしれません。
しかし、3kW対応の車種の方でも、月600分の無料充電時間を超えて普通充電を利用する場合は、EV充電エネチェンジのアプリから充電することで節約が可能です。
EV充電エネチェンジの充電器は、3kWでしか充電できない車両でも、出力電力が自動で判別され、出力に応じた料金が算出されます。
3kW対応車種で充電した場合の料金は以下のとおりです。
ZESP3:33円/10分
EV充電エネチェンジ :27.5円/10分(3kW相当適用時)
EV充電エネチェンジのアプリで充電すると、普通充電の上限を超えた後のZESP3のカードで充電した場合と比べて、10分あたり5.5円安く充電することができますね。
少しでも充電料金を節約する方法、いかがでしたでしょうか?
充電認証カードの料金改定でお悩みの方、この機会にぜひEV充電エネチェンジ 試してみてくださいね!
EV充電エネチェンジ 公式サイト:https://ev-charge.enechange.jp/
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無料充電分に時間制限があるなら、6kW充電器の方が同じ時間でより多く充電できておトクだね!