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2023年9月22日
自然エネルギーの普及並びに蓄電、送電技術の進化において事業を展開する株式会社パワーエックス (東京都港区 以下、パワーエックス) とエムケイ株式会社(京都府京都市 以下、MK)は9月19日、EV向けの超急速充電ソリューションで提携を開始することを発表しました。
まず最初のステップとして、24年1月を目処にパワーエックスの蓄電池型超急速EV充電器「Hypercharger」をMK社が京都府京都市の山科営業所内に新たに整備するEVタクシー・ハイヤー専用の充電ステーションに納入します。こちらはパワーエックスとして初のタクシー事業者への納入案件となります。
MK社は、2050年までに二酸化炭素排出実質ゼロを達成するための取り組みとして、2025年までに保有台数の30%を、2030年までにタクシー・ハイヤーの全車ZEV化(電気自動車(EV)、燃料電池自動車(FCV)などのゼロエミッション・ビークル)を目指すなど、日本のタクシー業界における電動化のリーダーです。既に日産リーフ・サクラ、ヒョンデ IONIQ5、BMW i7・iXなどの車種を、合計102台をEV営業車として導入されており、今後の入れ替えはさらに加速する予定です。(23年3月時点)
今回、山科営業所に導入される蓄電池型超急速EV充電器は、最大150kWの充電出力を持ち、ドライバーの営業中の充電ニーズに対応します。両社は今回の導入を皮切りに、MKの他の営業所への設置も含めた、さらなる取り組みを共同で検討して参ります。MK社は、「蓄電池型急速充電器は災害時のもしもの時の緊急電源としての備えになります。MKは全車ZEV化に向けて安心安全な環境作りを今後も続けて参ります。」とコメントしています。
パワーエックスの「Hypercharger」は、一般的なEV5台分(車載電池容量:70kWh)にも及ぶ大容量の蓄電池を搭載することで、電力系統への負荷軽減や場所を選ばない設置を実現した、国内最速クラスの超急速EV充電器です。システム出力は最大240kW、1ポート使用時は最大150kW、2ポートで同時使用時は、それぞれ最大120kWの出力で充電することが可能です。MK社が所有するBMWi7・iXは、わずか10分間の充電で100km程度の航続距離を充電できます。(メーカー公表値)加えて、当製品は搭載する蓄電池をBCP電源としても使える、双方向電力機能にアップデートで対応する予定。
導入製品:Hypercharger Standard (HC0358)
蓄電池容量:358kWh(定格)
対応充電規格:CHAdeMO 2.0.1(認証取得済み)
受注数量:1台
設置場所:山科営業所(京都市山科区西野楳本町97)
導入時期:2024年1月
2023/9/22 10:44
タクシー会社もEVの時代なんですね。
MK タクシー上賀茂社員寮の裏で、急速充電器を発見しました。
一般車両も充電可能なのか、わかりませんが。
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