ENECHANGE（エネチェンジ）株式会社（本社：東京都中央区　以下、エネチェンジ）は5月16日、EV充電エネチェンジの充電器が7時から16時のあいだ充電し放題になる定額プラン「エネチェンジパスポート」を6月3日より開始することを発表しました。月額2,980円で全国のEV充電エネチェンジの充電器が利用可能となり、日中時間帯の充電を促すことで、太陽光発電などによる日中の電力の余剰供給活用も目指します。

「エネチェンジパスポート」について

EV充電定額プラン「エネチェンジパスポート」は、月額2,980円で毎日7時から16時までのあいだ、全国のエネチェンジの充電器が利用し放題となるプランです。一部対象外の充電スポットもありますが、2024年5月現在、対象となる充電口数は約1800口。自宅周辺にエネチェンジの充電器があれば、基礎充電の代わりとして利用することも可能です。

近隣にエネチェンジの充電器がない方や、こんな場所に設置してほしいという希望がある方には、「設置リクエストフォーム 」より設置希望施設を受け付けています。エネチェンジはリクエストを受け、設置希望施設へコンタクトをとって設置に向けて推進します。

これまで、EV充電エネチェンジには月額プランがなく、その都度使った分だけの充電料金が発生するというサービスでした。充電料金は6kW出力で10分55円。今回新たに提供される定額プラン「エネチェンジパスポート」を利用すると、ひと月の走行距離が330km以上の方の場合は都度利用よりもお得になる計算です。

「エネチェンジパスポート」提供の背景

エネチェンジが2024年3月に実施したアンケートによると、集合住宅に住むEV・PHEVユーザーの85%が「基礎充電がない」と回答し、「充電スポットの不足」「EV・PHEVのコストメリットを感じづらい」「環境への配慮を感じづらい」などの不満を抱いているということが明らかになりました。

「エネチェンジパスポート」は、全国のエネチェンジの充電器を定額で利用できるようにすることで、基礎充電がないEV・PHEVユーザーにとって「基礎充電の代替」となる役割を果たします。また、定額内で充電し放題になるため、コストメリットを感じやすく、充電時間を7時から16時に設定することで日中の電力を有効活用でき、環境への配慮を実感することもできます。

このような日中時間帯の「デマンドレスポンス型」EV充電定額プランは世界初※となり、エネチェンジはデマンドレスポンス（電気の余剰供給を活用する仕組み）とEV充電を融合して、エネルギーの効率的な活用を推進します。今後は、10万EVユーザーの「エネチェンジパスポート」利用を目指し、サービス提供を進める方針です。

エネチェンジ社員による「エネチェンジパスポート」モデルケース

5月16日に都内で行われたEV充電定額プラン発表会では、実際にエネチェンジ社員による「エネチェンジパスポート」の利用を想定したモデルケースも挙げられました。

EV充電エネチェンジについて

設置・月額費用0円から、導入や運用の手間を最小限に電気自動車向けの充電設備が導入可能。商業施設や宿泊施設などの目的地となる場所への導入をはじめ、マンション向けにも導入ができるオールインワンサービスです。EV充電エネチェンジは、EVユーザー向けサービスも充実。充電スポットの検索はもちろん、誰もがいつでも充電器を利用でき、月額費用がかからない都度利用プランにくわえ、2024年6月より月額2,980円でエネチェンジの充電器が利用し放題になる定額プランも開始予定です。e-Mobility Powerや各自動車会社が発行する充電カードでも利用できるようになり、利便性がさらに高まりました。

EV充電エネチェンジウェブサイト：https://ev-charge-enechange.jp/