2025年7月1日(火) 9時
2025年6月末時点の日本国内のEV充電スタンド数は25,907拠点となり、5月末時点のスタンド数に比べ45拠点の増加となりました。
6月の新規設置スタンド数は、210拠点。
閉鎖したスタンド数は、165拠点となります。
<充電タイプ別の設置口数>
CHAdeMO(急速充電)12,886 口(前月比:+54)
200V(普通充電)34,208 口(前月比:-223)
100V(普通充電)195 口(前月比:-1)
NACS(テスラ)1,067 口(前月比:+14)
これまで、全国の自治体によって設置された充電器の多くは、無料で一般開放され、EVユーザーに活用されてきた一方で、故障からの復旧が遅かったり、修理されずに放置されてしまったり、「行ってみても使えないかもしれない」という充電に対する大きな懸念となっていました。民間との連携は、充電器設置後の迅速な故障対応や安定した保守管理の面でメリットがあると考えられます。充電料金の有料化には不満の声も聞かれますが、「いつでも安心して使える充電ネットワーク」の構築においては、充電に特化した民間企業の果たす役割は非常に大きいと期待されます。
6月は自治体と民間の連携による公共施設等の充電器の入れ替え・新規設置が見られました。自治体が単独で行っていた充電器の設置・運営に民間の活力を導入することで、より一層サービスや利便性の向上を図ることができます。