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2013年5月24日
来月、フランスで「H2 mobility France」の結成が発表される見通しとのことです。H2 mobilityとは、ドイツから始まり、イギリスでも行われているプロジェクトで、燃料電池自動車の普及に向けた「水素ステーションの配置」などが議論されます。
H2 mobilityは企業/政府/自治体が参加する官民共同プロジェクトで、ドイツの場合はトヨタ、ダイムラー、フォルクスワーゲン、日産などの自動車会社、TotalやShellなどの石油会社、LindeやAir liquideなどのガス会社、その他Vattenfall、EnBWなどの電力会社などが参加しました。
イギリスでは、自動車会社だけでなく、政府機関も多く参加しています。
ドイツでは、2030年に1000カ所の水素ステーションにより180万台の燃料電池自動車を走らせられるとの結果が、イギリスでも2030年までに、水素ステーション1000カ所により160万台程度の普及に達する可能性が指摘されています。ヨーロッパで行われるこのタイプの分析は、ディーゼル乗用車とのコスト比較が行われるのが特徴で、日本との違いも見られ興味深いです。
ドイツ、イギリスでの取り組みに触発され、今後、フランスでもH2 mobilityを実施するとのことですが、取り纏めはフランスのガス会社「Air Liquide」だそうです。Air Liquide社はこれまで、両国のH2 mobilityにも参加しており、その経験と知識が活かされるのでしょうね。
原子力大国のフランスが、どのような計画を出すのか楽しみです。
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