日本・または世界の「素敵なデザイン」または「ちょっと変わった」充電器の中から，私の独断と偏見により選ばれた１０基を皆さんにご紹介したいと思います。日本が「機能性」，あるいは「周囲の環境との融合」を大切にしているのに対して，海外の充電器は，それ単体で何かのオブジェとして成り立つような，そんなデザインのものが多いように感じました。

　なお，今回は性能や価格など，見た目以外の要素は評価の基準に含めてませんので，あらかじめご了承ください。それでは早速いきます！

10位

Aerovironment社：アメリカ

お月様のような，思い切った真ん丸なデザインが特徴ですね。

9位

これは特定の充電器というわけではないですが，LEVITONの充電器は自分の好きなモジュールを組み合わせて，自分好みのものにアレンジできるのがGoodです。

8位

Schneider Electric社：フランス

この「可愛らしさ」は日本の充電器にはありませんね。

7位

opconnect社：アメリカ

先ほどのSchneider社のとは方向性が真逆の，無骨で雄々しいデザインです。

6位

新電元株式会社：日本

ＥＶ充電器は緑とか青などの，目にやさしくてクリーンなイメージの色のものが多く，このように紫をベースにデザインされたものは珍しいです。私の知る限り，この充電器だけですね。

5位

HUBBELL社：アメリカ

タッチスクリーンを斜めに傾けて設置しているので，操作しやすそうです。

PEPというロゴも格好良くて素敵です。

4位

トヨタホーム：日本

使わないときにはスライド式の扉を閉じることによって，ケーブルやボタンなどを"隠す"ことができます。

古くからの日本の文化として，布団やちょうちんなどを使わないときには畳んで収納しておく，というものがありますが，この充電器の発想はそういった文化から得られたように思えます。

まさに，日本の技術と文化の結晶と言ったところでしょうか。

3位

General Elecetic社：アメリカ

光沢あるシルバーと黒が合わさった，完璧なデザインの充電器だと思います。

使うのがもったいない，触れるのがもったいないと思ってしまいます。

2位

parkpod社：ドイツ

充電器の上部からケーブルが垂れ下がっているという，独特のデザインに注目です。

ちなみに，海外の充電器ではこのように，ケーブルをコイルのようにグルグルと巻いているものがいくつかあります。日本のものには（恐らく）ない特徴の１つですね。

1位

General Elecetic社：アメリカ

ＧＥは良い仕事をしますね，の一言。円柱状のボディーと，上部および下部の滑らかな流線型によって，この充電器はどの角度から見ても美しく見えるんだろうな，と思います。

さて，いかがでしたでしょうか。

特に海外の充電器には「これがスタンダードだ」といったものがなく，自由な発想でデザインをしているなあと感じました。

またいつか「急速充電器編」をやりたいと思いますので，お楽しみに！

※掲載したＥＶ充電器情報は現在(2013年7月28日)のものであり，将来デザインが変更になったり，販売が中止になったりすることもありますので，あらかじめご了承ください。