2013年7月26日(金) 22時
矢野経済研究所は23日、EV/PHV用充電システム世界市場の調査結果を発表しました。
発表内容は主に以下の三つです。
① 急速充電器市場は、2020年には409億9,500万円に達する。(現在は25億100万円)
②急速充電器用コネクタ世界市場は、2020年には68億3,300万円に達する。(現在は9,700万円)
③ 車載充電器世界市場は、2020年には2,148億円に達する。(現在は153億円)
特に我々GoGoEVは①に注目しています。この急速充電器市場規模拡大の理由は、2015年まではCHAdeMO (CHArge de MOve) 規格の急速充電器の設置需要に牽引され拡大し、それ以降は欧州・北米で登場したコンボ(Combined Charging System)規格の急速充電器の登場で導入競争が進むからであるとのことです。
消費者としては、急速充電器の販売競争が激化することで、急速充電器の設置コストが安くなり、様々な恩恵が得られることになるかと思います。しかしその一方でCHAdeMoとコンボでは充電方式が異なりますので、それに伴い充電コネクタもそれぞれ違っています。そのため混乱も招いてしまいそうですね。
とにもかくにも、この発表によると急速充電器市場は10年以内に15倍以上になるということですので、”EVの将来は明るい”ということを示す発表でした。
参考:ゴムタイムス