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2013年8月7日
このコラムでも何度か取り上げましたが、BMWといえば、先月の7/29に、ニューヨーク、ロンドン、北京の三点中継により電気自動車「i3」を発表しました。
●GoGoEVコラム
・【新型EV】BMW i3 ドイツで€34,950(約450万円)から
・【EV】本格EV「BMW i3」来年には日本で販売開始か。
ところが、BMWは「i3」に続き、本日スポーツカータイプPlug-in ハイブリッド「i8」の詳細を発表いたしました。これは、フランスはMiramasで行われたドライビングイベントに伴い公開されたものです。
今回詳細が判明したBMW i8ですが、その特徴は大きく2つあると思われます。
(1)スポーツカー
(2)プラグインハイブリッド&3つの運転モード
(1)のスポーツカーである点に関して、言うまでもなく形状はスポーツカータイプであり、前後50:50の重量配分、1.5リッター3気筒ツインパワーターボエンジン(6速オートマチック)が後輪側を駆動、同時に2ステージモータが前輪を駆動する点などがポイントとしてあげられるでしょう。
実際に運転したAutocarの記者Greg Kable氏は、やや軽いけれども、モータとエンジンによる直接駆動によって非常に敏捷であると述べています。
(2)のプラグインハイブリッドである点は、エンジンを使わず電気自動車としておよそ35kmの走行が可能であり、一方、時速約60kmを超えると自動的にエンジンが掛かる仕組みになっているところが特徴的です。
運転モードに関しては、スポーツモード、コンフォートモード、ECO PROモードから選択でき、スポーツモードの場合、エンジンおよびモータは最高の性能が出る状態、同時にサスペンションもスポーツモードとなります。コンフォートモードは、スポーツカーとしての性能と燃費の両立を目指すもので、ECO PROモードはエンジンおよびモータ共に最もエネルギー効率が良い状態で運用され、エアコンやシートヒーターなどの機器も、最もエネルギー消費が少ない状態になります。
BMW i8は、スポーツカーとしてのパフォーマンスやエンジン音、電気自動車としての経済性&環境性、そして、その両方を併せ持つ自動車と言えそうですね。
参照WEBサイト
BMW AG Press Release - The BMW i8 -
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