GoGoEVからのお知らせや、アンケートの結果、充電スタンド関連企業のプレスリリースを掲載しています。
2013年9月4日
今月3日、ドイツの電気大手シーメンスは充電スタンド事業より撤退するとのニュースが伝えられました。その理由として、シーメンスの担当部門の中での比率が小さかったことが理由として挙げられています。
これまでシーメンスは、主にSAE J1772に準拠した交流充電器を製造してきました。交流充電器は家庭など長時間充電する場所での利用が想定され、EVの普及に先行して配備されるCHAdeMOなど直流充電器に対し、EV普及と並行して充電器販売が増加するビジネスモデルとなります。
そのため、ドイツ市場を主とするシーメンスにとっては、EV普及が進まない現状と、今後の普及の不透明さから、事業継続が困難と判断したとのことです。ただ、今回のシーメンスの撤退は一部報道で述べられているように、他社の充電スタンドビジネスに影響を及ぼすということは大きくないと考えられます。これは、シーメンスが販売してきた充電器が、主に家庭などで設置するタイプであり、ベンチャーから大手まで数多くのメーカが製造、販売しているためです。
とは言え、欧州の大手が充電器事業から撤退した事実はEVの普及が欧州で停滞していることを表しており、また、シーメンスのような大手が撤退することが、ドイツと米国の自動車メーカが中心のCOMBO規格急速充電器推進に対して、何らかの影響を及ぼす可能性は否定できません。
このところ、COMBO規格についての報道もあまり聞きませんが、COMBO規格についての世界の報道も引き続きウォッチしていきたいと思います。
参考資料:ウォールストリートジャーナル
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