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2013年9月9日
ニチコン株式会社は世界で初めて、EVの電力を直接コンセントを通じて取り出し可能な"防水コンセント付き"EV用倍速充電器「Vehicle to Socket」を開発しました。
今回開発されトモデルは、本体装備の防水コンセントから直接電気を供給でき、非常時などでも簡単かつ迅速に電力を供給することが出来ます。また、EVへの充電においても契約次第では200V普通充電器の最大2倍の速さで充電が行うことができます。
▲システム接続イメージ
ニチコンはこれまで、主に日産リーフのユーザー向けサービス「LEAF to HOME」用にパワーステーションを供給してきました。このサービスは電気自動車と家とをつなぐV2H(Vehicle to Home)システムのリーフ版で、夜間の電気料金が安いときにEVへ充電し、昼にEVから家へ電気を供給するというものです。
従来のパワーステーションでは、EVの電気を使いたいときは、この装置を通していったん家の配電盤へ接続しなければなりませんでしたが、新機種にはコンセントの差込口がついており、電化製品を直接つなげて利用できるようになります。
発売は2013年10月上旬、価格は480,000円(消費税別)が予定されています。
V2Hは、停電時のバックアップとしても威力を発揮しますが、今回コンセントの差込口が追加されたことによって、災害時などでも簡単に電力を得ることが出来るようになりました。EVという巨大な電池とコンセントが常に近くにある安心感はすごく大きいと思います。
また、場合によっては新型パワーステーションを持ち運び、野外で贅沢に電気を使うなんてこともできます。筆者もかつて、キャンプにガソリン発電機を持ち込んだ事もありましたが、音がうるさく、ガソリンの臭いがするのが難点でした。
将来、リーフにこのパワーステーションを積み込み、小型冷蔵庫や炊飯器を使えば、スマートで近代的なキャンプができますね。
「Vehicle to Socket」はいろいろな使い道が考えられる、面白い商品ですね。
【参考】
新製品ニュースリリース(ニチコン)
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