先月21日、KAIST（韓国科学技術院）の学生チームが『アルマジロ-T』という名の折りたたみ式コンパクトEVを発表しました。

出典：中央日報

KAISTはEVの研究開発に力を入れており、以前GoGoEVでもKAISTの非接触充電についての研究を紹介しました。

このEVは、アルマジロの名前の通り、全長2.8メートルの車体をアルマジロのようにたたむことで1.65メートルまで小さくなることができます。重量は500キロ。定員は2人で最高速度は時速約60キロという超小型EVです。折りたたんだまま360度回転することも可能で、一般的に駐車スペースが約5m必要なことに対し、アルマジロ-Tはその3分の1で済むことが特徴です。

交通量の多い都市部でいかに効率良く駐車できるか、これをテーマに開発された全く新しいコンセプトの車だと思います。パーツ点数の多いガソリン車ではほぼ不可能な「おりたたみ」というアイディアが実現できるのがEVの面白いところです。

また、学生でも全く新しいEVを開発できるというとに、EVの大きな可能性を示していると感じます。これからも想像すらしない面白いEVが出てくるかもしれませんね。

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