三菱自動車は14日、電気自動車「iMiEV」を値下げしたと発表しました。

（１）上級グレード「G」種別（バッテリー容量16.0kWh、航続距離180km）を約90万円価格を下げ、補助金（上限額850,000円）を適用することで約205万円から購入できる「X」種別を新規設定しました。

（２）エントリーグレード「M」種別（バッテリー容量10.5kWh、航続距離120km）も約19万円の値下げし、補助金（上限額740,000円）を適用することで約172万円で購入可能となりました。

価格以外の機能面においても、

　・ヒートポンプエアコンを採用

　・暖房使用時の消費電力を抑制、シートの座面に加え、背面部にもヒーターを追加

　・急速充電機能を全車種に標準装備

　・タイマー充電や空調の予約機能などをオプションで追加可能

などといった、電気自動車の航続可能距離と利便性が向上できる装備が追加されています。

▲出典：三菱自動車プレスリリースWEBサイト

約30％の値下げという自動車としては異例の大幅値下げにより、EVが170万円で購入できるようになりました。補助金の助けもありますが、ガソリン車との価格差がどんどん縮まってきており、EVを「値段が高いから買わない」ということは徐々になくなってくるでしょう。

このところ、i-MiEVの国内販売は少し低調でしたので、これで再び盛り上がる事を期待します。

参照WEBサイト

-三菱自動車プレスリリース