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2013年12月5日

【東京モーターショー】充電器メーカーの展示

2013年11月22日より12月1日の期間で行われた東京モーターショーでは、GoGoEV・gogo.gsメンバーによる共同取材を行いました。


そこでGoGoEVコラムにおいて、

 ・電気自動車(EV / BEV)

 ・プラグインハイブリッド車(PHEV / PHV)

 ・水素燃料電池自動車(FCEV / FCV)

などの電動自動車と、

 ・LPG自動車

 ・CNG自動車

など、石油代替燃料自動車について、東京モーターショーでの展示内容をご紹介致します。



電気自動車に欠かせないものと言えば、充電設備です。充電設備も電気自動車と同様、進化しており、今回のモーターショーでも複数社の充電設備が展示されておりました。


今回、次世代自動車振興センターの充電インフラ紹介コーナーでは、

 ・菊水電子工業

 ・内外電機

 ・富士電機

 ・松井電器産業

の充電器が展示されていました。



今回の東京モーターショーで展示されたCHAdeMO充電器は、一般的に「中速充電器」と呼ばれる充電器でした。出力でいうと、菊水電子工業は20kW、富士電機は25kWでした。これらは、およそ60分で80%充電が可能となるモデルで、日産店舗などに設置されている、30分で80%程度まで充電できる機種の、およそ2倍の時間がかかります。


(※菊水電子工業 Milla-E20)



(※富士電機FRCMシリーズ)


これらの低出力モデルが、最近注目されている充電器であるとの事から、展示がされたようです。それは、50kWなどの機種に比べ、設置者側の初期費用、また、電気代に代表される維持管理費が大きく削減でき、また、40kW以上のものを1台入れるより20kWを2台入れる方が、故障や充電待ちに対応出来るという事情があります。


GoGoEVを利用されているユーザーの皆様におかれましても、充電待ちや故障で困った経験などがあるのではないでしょうか?徐々にEVが普及してきたからこそ発生してきた状況ではないかと思われます。


また、コイン課金システムも注目され、展示がおこなわれていました。現在、チャデモチャージなど、カード認証システムが導入されている充電スタンドを良く見かけますが、今後、維持費低減の観点から、普通充電器などではコイン課金システムが増えるかもしれませんね。


なお、下は松井電器産業の200V充電器であり、コイン課金システムに加え、ケーブル付き普通充電器、電気自動車用充電コンセント、街灯、監視用ウェブカメラなどが付いた高機能普通充電器です。



SMART MOBILITY CITY 2013のトヨタ自動車の会場ではトヨタメディアサービスのG-stationが展示されていました。



トヨタホームのブースでは、家の電力管理と自動車の充電管理を併せて行う、HEMS(Home Energy Management System)と一緒に円筒型普通充電器が展示されていました。こちらの充電器は、家庭用では珍しいポール型普通充電器であり、長いケーブルと、すっきりした外観が特徴です。



豊田自動織機のブースでは、同社の主力充電器が展示されていました。カード認証、暗証番号認証、認証フリーなどを切り替えられ、設置主のビジネス形態の変更にフレキシブルに対応できる機種です。



現在日本で事業展開している充電器メーカー数、商品ラインナップ数に比べると、今回の東京モーターショーで展示されていた充電器はその一部でしたが、その種類が多様化していく様子を強く感じました。このように、色々な充電設備が投入されることにより、電気自動車の普及が更に加速することを期待したいですね。

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