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2013年12月6日

【東京モーターショー】急速充電器カプラ(コネクタ)

2013年11月22日より12月1日の期間で行われた東京モーターショーでは、GoGoEV・gogo.gsメンバーによる共同取材を行いました。


そこでGoGoEVコラムにおいて、

 ・電気自動車(EV / BEV)

 ・プラグインハイブリッド車(PHEV / PHV)

 ・水素燃料電池自動車(FCEV / FCV)

などの電動自動車と、

 ・LPG自動車

 ・CNG自動車

など、石油代替燃料自動車について、東京モーターショーでの展示内容をご紹介致します。



昨日は充電器メーカや最近のトレンドをご紹介いたしましたが、本日は、充電器と自動車をつなぐカプラ(コネクタ)に注目し、ご紹介したいと思います。


今回のモーターショーでは、カプラ(コネクタ)メーカーとして、以下2社の展示が行われました。

 ・住友電工

 ・矢崎総業





これまで日本の急速充電器(CHAdeMO)市場では、上述の2社を含む5社(他に、大電、フジクラ、日本航空電子)がカプラを市販をしてきました。その上で、それ以外にも複数社が参入を検討しています。

このうち上の両社は、自動車用電装部品では世界的なメーカーであり、充電器に関連する部分についても古くから市販化に取り組んできました。


住友電工のブースでは、LEAF to HOMEや急速充電器に採用されている「青緑色」のカプラや、V2H用の軽量カプラ、また、欧州のcomboカプラの試作モデルが展示されていました。



また、非接触充電の試作機も展示されていました。



矢崎総業は、日産の新型急速充電器(細いタイプ)のコネクタを製造しているメーカですが、新しいカプラの展示がありました。経験された方もいらっしゃると思いますが、矢崎のカプラは、重く、また操作が難しかったです。


しかし、新型カプラは、これまでと耐久性が変わらず、その一方、従来より軽くなっています。



レバーなどが無く、コネクタに差込むだけでセット完了という設計になっているのは魅力的です。



また、充電のトラブルで意外と多い接続ソケットが外せなくなる故障だそうで、その原因の多くは、カプラを落としたりしてロックの爪が動かなくなる事でした。それに対し、側面に設けた四角の蓋を外せばロックを解除できる仕組みを採用しています。



充電器だけでなく、充電カプラも進化していますね。今後、電気自動車の普及に向け、女性にも優しい、ますます軽く、使いやすい充電器カプラ(コネクタ)が開発されることを期待しています。

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