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2013年12月12日

【東京モーターショー】新たな乗り物・マイクロモビリティ

2013年11月22日より12月1日の期間で行われております東京モーターショーにおいて、GoGoEV・gogo.gsメンバーによる共同取材を行いました。


そこでGoGoEVコラムにおいて、

 ・電気自動車(EV / BEV)

 ・プラグインハイブリッド車(PHEV / PHV)

 ・水素燃料電池自動車(FCEV / FCV)

などの電動自動車と、

 ・LPG自動車

 ・CNG自動車

など、石油代替燃料自動車について、東京モーターショーでの展示内容をご紹介致します。


今日はTOYOTA、日産、ホンダを始めとして各社が展示した「マイクロモビリティ」をご紹介します。


TOYOTAは二人乗りの三輪自動車「i-ROAD」を展示しました。 i-ROADは前輪が2輪、後輪が1輪となっており、自動二輪のように旋回時に車体を傾けて曲がる特徴があります。東京モーターショーでは、TOYOTAのCMでジャイアン役のプロレスラー、小川 直也さんが乗って、紹介をしました。



トヨタ自動車の関連企業、トヨタ車体は「COMS」という1人乗りの小型電気自動車を生産販売しています。これは、同じくトヨタの子会社であったアラコという会社が2000年より販売していたもので、現在の車種は2代目になります。


フル充電で約50km走行が可能で、充電は100Vを使用し約6時間で満充電となります。幾つかの車種が用意されており、シンプルなモデル、宅配用モデル、ラゲッジスペースを設けたモデルなど用途にあわせた選択が出来るようになっています。


▲トヨタ車体:P・COM(乗用)



▲トヨタ車体:B・COM(ビジネス用)


更に、今回の東京モーターショーにて初展示されたのが2人乗り使用のT・COMです。走行性能は従来のCOMSとほぼ同じですが、二人乗りに対応した出力調整が行われています。また、現在、豊田市で実証実験中の「Ha:mo」と言うプロジェクトでは、200V充電に対応したT・COMが投入されます。


▲トヨタ車体:T・COM(2人乗り)


日産からは、横浜市で現在実証試験中の「チョイモビ」にも投入されている、NISSAN New Mobility CONCEPTが出品されました。前後の2人乗り使用で、フル充電で約100kmの走行が可能です。充電は200Vに対応し約4時間で満充電となります。また、最高速度は80km/hと、マイクロモビリティとしては、なかなかの性能です。



ホンダから出品されていたMC‐βは、熊本県、さいたま市、宮古島市での実証実験に投入されるモデルです。こちらも前後の2人乗りなのですが、車幅がある分後部座席を少しずらして配置している分ゆったり座れるのが特徴となっています。フル充電で約80kmの走行が可能であり、充電は200Vで約3時間となります。



上記以外にも、様々な企業からマイクロモビリティが出品されていました。


ベアリングメーカーのNTNからは、インホイールモーターを採用し四輪を独立駆動するシステムを搭載した、Q’moⅡというマイクロモビリティが出品されました。



他に、神奈川県のベンチャー企業、ZeiDは、電動車椅子と自転車が組み合わさったような、介護向けまで想定したマイクロモビリティを出品していました。



現在、マイクロモビリティの社会における役割はまだはっきり決まった訳ではありません。しかし、実証試験を通しながら、徐々に社会に浸透していく可能性があります。今後、マイクロモビリティが私たちの身近な存在になっていくのも、楽しみです。

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