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2013年12月25日
米国の電気自動車の普及について、歴史的な事実との比較を行った記事がありましたので紹介いたします。
米国での電気自動車(EV)の販売は現在、新車販売台数の1%にも達しておりません。しかし、販売の増加速度は速く、2014年は1%突破は確実と見られています。あまり販売が好調ではないと思われているEVですが、BEV(100%電気自動車)においては、2013年の販売台数は2012年比3倍となりました。
そして、2014年に訪れる販売率1%突破は、EVが市場で支配的な位置を確立する道程にあることを意味しています。ここで、それを証明するため、過去のハイブリッド車(プリウスなど)と、自動車の市場への導入と、EVの現在の普及とを比較してみましょう。
この図は、米国における、自動車、ハイブリッド車、BEV(100%電気自動車)、EV(BEV+プラグインハイブリッド)の市場投入からの普及台数を比較したグラフです。なお、自動車の初期台数は、現在の人口に合うよう、調整されています。
米国では1896年、Duryea Motor Wagon plantにおいて、自動車の製造が開始されました。そして、3年間で累積、8000台が市場において走行を開始しました。それを、現在の人口で換算すると、およそ33,000台に相当します。
初期の自動車と電気自動車をここで比較するかと言うと、初期の自動車はインフラの普及がされておらず、また、当時圧倒的に利用されていた交通機関(馬車)に対して、相対的にコストが高いという、現在、EVが直面している課題と同様の状況にあるとみられるからです。にも関わらず、上の図のEVの普及台数は、初期の自動車の普及を上回る速度で市場に浸透していると言えるのではないでしょうか。
そして、更に驚くのは、プラグインハイブリッドも含めた、全EVの普及スピードは、今なお根強い人気を誇るハイブリッドカーをはるかに超えるスピードで普及が進んでいるのです。すなわち、普及していないと囁かれるEVですが、初期の自動車やハイブリッドカーに比べ、速い速度で普及していると言えるわけです。
市場における多くの消費者は、未だ、電気自動車がどのようなものか、良く知らず、また、どのように使うか、どこにインフラがあるかなども知らないと思われます。電気自動車が普及するためには、より多くの人に電気自動車を気付かせ、試乗させるべきであり、そのための教育も必要です。
●参照元:Planetsave-Electric Car Sales Growth Is Actually Very Strong (Historical Perspective)
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