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2014年3月18日
今年2月6日~12日に、インドのデリーで行われた「第12回オートエキスポ2014」が行われました。そこでは地元企業を中心に電気自動車(EV)や電動バイクを相次いで発表しました。
現在、インドでは人口の増加と、経済の発展に伴い、自動車保有台数が急増。大気汚染の原因となっています。そこで注目されているのが、電気自動車です。停電が比較的多いインドで電気自動車を普及させることは、非常電源としても有効であると考えられます。
○インド自動車大手マヒンドラ コンセプトカー
インドにはEV製造で比較的歴史を持つマヒンドラREVAという電気自動車メーカーがあります。同社は1994年に設立され、年産1000台以下と小ぶりながら徐々に成長を続けました。その後、インドの自動車大手マヒンドラに買収され、現在に至っています。
(出典:産経ニュース)
○インド二輪・三輪大手バジャジ・オート 小型電気自動車
バジャジオートは、1945年に設立されたインドの二輪三輪大手で、当初は輸入品の販売などを手掛けていましたが、今は8000人以上を雇う会社に成長しています。
(出典:産経ニュース)
現在、インド政府は電気自動車に対する優遇措置を検討しており、電気自動車の導入に積極的です。インドはBRICSの中でも理数系の能力に優れ、また、広いマーケットがあることから、もしかすると将来、先進国メーカーに匹敵する電気自動車メーカーが次々と生まれる可能性もあります。
このように、地元企業が電気自動車の開発に乗り出すことは、インド文化や土地柄を理解した車の開発にも繋がります。日本を初めとする先進国の自動車メーカーは新興国へのマーケット拡大を狙っていますが、今後、新興国メーカーと競合していくには、日本の技術を各国の文化、要求にマッチングしていくことが、より必要かも知れません。
●参考ウェブサイト
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