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2014年4月25日
日産自動車は今月15日、100%電気トラック「e-NT400テストトラック」の実証運行を富山市と開始すると発表しました。富山市は、「公共交通を軸としたコンパクトなまちづくり」を目指しており、今回の実証運行では、日産が「e-NT400テストトラック」を貸与し、モニター車として約2か月間、資源ごみ回収ステーションから処理場への輸送業務に従事する予定です。
また、日産自動車は実験で得られたデータをもとに、走行性能や充電の運用などに関する検証を進め、今後の開発に生かすとのことです。
▲100%電気トラック「e-NT400テストトラック」モニター車(出典:日産自動車)
100%電気トラック「e-NT400テストトラック」は、小型トラック「アトラス」をベースに、「日産リーフ」のシステムや部品を活用した電気自動車です。今回富山市に貸与されるモニター車は航続可能距離が約62キロ、30分で80%容量まで充電可能な急速充電機能も備えています。
将来的に電気トラックは、都心部など環境規制が激しくなる可能性のある地域で需要が見込まれます。また、低騒音であるため、深夜のゴミ回収やコンビニ配送業務などへの活用も期待されます。
今回はモニター車ということで航続距離は比較的短いですが、今後市販される際には一定の航続距離が準備されるでしょうし、そうした場合、電気トラックも徐々に世の中で使われる可能性があるのではないかと思います。
●参考ウェブサイト
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