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2014年5月27日
本年3月末、リゾートホテルなどを運営するリゾートトラスト株式会社は、同社が運営する複合型総合リゾート施設「グランドエクシブ那須白河」内の未利用地に、出力約2MWメガソーラー(大規模太陽光発電所)「リゾートトラスト メガソーラー那須白河」を竣工し、同メガソーラ附属の非常用EV充電設備1台を併設したと発表しました。
▲完成した「リゾートトラスト メガソーラー那須白河」(出典:リゾートトラストウェブサイト)
敷地面積255,000㎡に太陽光パネルが8,320枚設置され、初年度は2,073,000kWhの発電量を予想しているとの事です。これは標準的な家庭500戸分の年間使用電力に相当します。
また、大きな特徴は、太陽光パネルに加え、非常用の電気自動車向け充電設備が設置されたことです。一般的に、メガソーラーで発電された電力は電力系統に送電されますが、災害時などは系統が停止するため送電できなくなる場合があります。
その際、メガソーラーで発電した電力をEVやPHEVに供給することを想定しているとのことです。同社はすでに、三菱自動車「アイミーブ」を保有しています。読者の皆様もご記憶にあろうかと思いますが、同社がこの取り組みを行おうと考えた背景は、東日本大震災の際、自動車の燃料(ガソリン・軽油)が確保できず、救助活動が滞ったことがあったためです。
EV/PHEVは、災害時における停電時に、このような太陽光発電と組み合わせる事で救助車両として活用出来る可能性は高く、今後、需要が増える可能性はあると思われます。今後、災害が想定される地域において、同様の取り組みが広がることも期待したいと思います。
●参考ウェブサイト
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