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2014年7月7日
これまでGoGoEVコラムでは何度かBMWの電気自動車(EV)、i3について触れてきました。今回、BMW i3に試乗してきましたので、その様子をレポートします。今回訪れたディーラーは、福岡市の「Bolcome BMW 福岡」さんです。現在、BMW取扱いディーラーのうち、42店舗にてiシリーズの取り扱いが行われており、Bolcome BMWさんは、九州で3店舗の取扱いディーラーの一つとなります。
●GoGoEV関連コラム
-【東京モーターショー】BMW i3とi8(2013年12月7日付)
-【EV】BMW i3の製造工程動画(2014年2月12日付)
●参考ウェブサイト:
お店に訪れ、店舗内に展示されているi3に瞬時に目を奪われました。オレンジと黒でカラーリングされたi3は思ったよりもかっこよく、バランスが取れています。さすがBMWと思わせるようなフォルムで一目惚れしました。
今回、試乗させて頂いたi3はレンジエクステンダーモデルでした。レンジエクステンダーモデルでは、2気筒の小型エンジンと、9リットルのガソリンタンクを搭載し、仮に電欠した場合でもガソリンエンジンによる充電のみでおよそ70kmの走行が可能です。
ダッシュボードは以下の写真のような感じで、オプションによりカスタマイズ可能です。
試乗した感想について、以下に5点について述べたいと思います。
回生ブレーキとは、EVに搭載されている発電器による発電負荷によって行われるブレーキで、i3の場合、これがとても効くと感じます。アクセルを外すとほとんどブレーキを踏んでいるような状態で、後続車が減速に気づくかどうか心配になるくらいです。そのたため、一定の回生ブレーキがかかっているときにはブレーキランプが自動で点灯するそうです。
また、回生ブレーキの強さは調整でき、電費優先モードで運転するか、一般のガソリン車のように運転するかなどが調整できます。
米国EVベンチャーテスラモーターズの「モデルS」も加速が良いことが売りで、筆者はモデルSにも試乗したことはあります。その時も加速性に驚きましたが、0-50kmの加速はもしかするとi3の方が早いのではないかと思います。カタログ値は0-100km/hで7.2秒ですが、フルアクセルの加速を行うと、頭が痛くなるほどの加速感を得られます。
かなり進んでいると感じました。以前のBMWからナビシステムはかなり動作が速かったのですが、今回の新しいナビはほとんど読み込みに時間がかからず、行き先を指定するとすぐに経路検索が終わってしまいます。これは感動モノでした。こちらがナビ画面。写真上の円の部分は航続可能距離を表しています。
充電については、日本国内仕様はCHAdeMOの急速充電器にも対応しています。充電口の写真を掲載します。
BMW i3の航続距離は、レンジエクステンダー機能の無い「純粋EVタイプ」でカタログ値229km(JC08モード)、「レンジエクステンダータイプ」で300kmです。
これまで販売されてきたEVでは、日産リーフや三菱i-mievも、完成度が高く、乗り心地も良い自動車なのですが、レンジエクステンダー機能のオプションなどを含めて仕上げてきたのは、さすがといった感想でした。
なお、気になるお値段は、「EVタイプ」で税込499万円(補助金40万円)、「レンジエクステンダータイプ」で税込546万円(補助金75万円)です。価格は少々高いですが、良い車であり、良いEVと思いました。試乗は無料なので、皆様も一度試乗してみてください!
●試乗申込み
(コラム執筆:S. Murakami)
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