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2014年6月13日
先月13日、東京に拠点を置く蓄電池ベンチャー企業「Power Japan Plus」は、九州大学と共同で、「デュアルカーボンバッテリー」を開発したと発表しました。
同社によると、現在EVに使われている「リチウムイオン電池」は、容量密度が大きい反面、安全性を向上させるためにはエネルギー密度が低下することから大きく重くならざるを得ず、原理的に出力特性を向上するためには限界が存在するそうです。 また、電池の劣化防止のために充放電を制限する必要があり、これがエネルギー密度を上げられない原因の一つになっているとのことです。
それに対し、今回Power Japan Plusならびに九州大学が開発した「デュアルカーボンバッテリー」は、リチウムイオン電池に比べ、高い出力密度と、軽量且つ寿命に優れ、繰り返し充放電を繰り返しても電池は劣化しません。また、セル型電池化が可能なことから、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)に搭載すれば、エネルギー回生率を向上できる可能性があります。
また、従来のリチウムイオン電池に比べ、約20倍での速さで充電でき、まずは、量産品としてではなく、人工衛星や医療機器向けとして開発を進め、その後、EV用としても提供するとの考えのようです。
これまで、米国A123社のように、大学の研究から新たな技術に発展した電池などもありましたが、日本においても今回の「デュアルカーボンバッテリー」が、電池業界、EV業界を大きく変えるような技術に育ち、素晴らしい蓄電池を安く提供してくれることを期待したいところです。
●参考ウェブサイト
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