トヨタ自動車（トヨタ）は燃料電池自動車（FCV）を2014年度内に発売すると発表していますが、トヨタと同様、これまでFCVの開発を行ってきた本田技研工業（ホンダ）も、FCVを日本国内で先行販売するとの報道が行われました。

●GoGoEVコラム（2014年7月3日付）

-【FCV】燃料電池自動車を2014年度内に700万円程度で発売開始（トヨタ自動車）

価格は補助金を含まずに700～800万円程度が想定されており、また航続距離は800km程度と、トヨタが発売するFCVと同程度となるようです。

当初、ホンダはFCVを国内外で販売する予定でしたが、日本発の最先端技術として売り出すことを狙い、国内での先行販売に踏み切るとのことです。また価格に関しても採算よりも普及を優先し設定されました。

▲FCXクラリティ（出典：ホンダウェブサイト）

最終的に国の補助金がどの程度になるかはわかりませんが、EVと同様もしくはそれ以上の補助金が出れば500万円台から買えるようになるかも知れません。デザイン、航続距離、価格など、トヨタとホンダのFCVの違いも気になるところです。

いち早く、市販車の仕様が公表されることを期待したいところです。また、乗りごこちも気になるところで、発売開始されましたら、試乗してレポートしたいと思います。

●参考ウェブサイト

-ホンダ、燃料電池車を国内先行発売　価格７００万～８００万円「採算より普及」

-水素で走る燃料電池車、ホンダが日本で先行発売へ