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2014年7月10日
先日、当コラムにて、三菱自動車工業(以下、三菱自動車)が6月23日から29日まで、米国コロラド州で開催されるモータースポーツイベント「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」に参加することについてご紹介致しました。
三菱自動車は『MiEV Evolution III(ミーブ・エボリューション・スリー)』という競技車両で参戦しましたが、「電気自動車改造クラス」において見事優勝したとのことです。
●GoGoEVコラム(2014年6月18日)
決勝戦は6月29日(日)に行われ、三菱自動車チームのグレッグ・トレーシー選手が9分08秒188のタイムでクラス優勝(総合2位)、また、同チームの増岡浩選手は9分12秒204でクラス2位(総合3位)をとり、電気自動車改造クラスにおいて1位、2位を独占したそうです。また、総合1位はガソリン車だったそうですがタイム差は2.5秒と短かったようですから驚きです。電気自動車も、レース等ではガソリン車と同等に戦える性能になったと言えるかも知れません。
テクニカルディレクターの田中泰男氏によると、今回のレースでは「車両運動統合制御システムS-AWC(Super All Wheel Control)」という、車両の状況に合せて四輪のトルクを独立に制御し、通常走行での安全性を高める技術を採用したと述べており、これにより、ドライバーの技術をより引き出し、意のままにマシンをコントロールできるようになったとのことです。
▲優勝したグレッグ・トレーシー選手と2位を獲得した増岡浩選手(出典:三菱自動車ウェブサイト)
▲レースの様子(出典:三菱自動車ウェブサイト)
大会の様子等、もっと詳しく知りたい方は、以下のスペシャルサイトに情報が掲載されておりますのでご覧になってはいかがでしょうか。
○三菱自動車スペシャルサイト(日本語)
http://www.mitsubishi-motors.com/jp/events/ppihc/2014/今回の大会の結果は、三菱自動車の電動車両技術と四輪制御技術の高さがアピールされたと言えるでしょう。今後、レースで培ったデータ、技術、知見などを、次の量産車開発に活かし、三菱自動車ならではのEV、PHEVをどんどん発売して欲しいと思います。
●参考ウェブサイト
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2024年11月5日 環境問題への対策のための実証実験が終了しました【ご協力への感謝と参加特典のご案内】 |
2024年10月17日 パワーエックス 月額プラン「PowerX First」の提供開始を発表!業界最安級の従量課金制でEV充電のファーストクラスを実現 |
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