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2014年7月14日

【EV・充電】EV・PV・商用電力を調節して最適利用が可能なパワーコンディショナを世界で初めて販売(三菱電機)

今月1日、三菱電機株式会社(以下、三菱電機)は、世界で初めて、電気自動車(EV)、太陽光発電システム(PV)、商用電力の3種類の電力を混ぜて使用可能なパワーコンディショナ「SMART V2H」を製品化し、モニター販売を7月31日に開始すると発表しました。メーカー希望小売価格は95万円(税抜き)で、出力は6kWとなります。



▲EV用パワーコンディショナ「SMART V2H」(出典:三菱電機ウェブサイト)


この商品は、以前コラムで紹介した、積水化学のスマートハウス『グランツーユー V to Heim (ブイ トゥ ハイム)』に使用される予定となっています。


●EV関連コラム(2014年5月26日)

-【EV】住宅業界初の電気自動車活用・ソーラー住宅を販売(積水化学)


三菱電機によると、今回販売を開始するパワーコンディショナの特長として、次の3つが挙げられています。


・特徴(1) 「電力需給制御システム」により、EV・PV・商用電力を混ぜて使用可能

・特徴(2) 「シームレス充放電技術」と「自立運転時PV連携技術」により、世界で初めて停電時も安定した電力使用を実現

・特徴(3) 電力の使用目的や生活スタイルに合わせて選べる三つの運転モードを搭載


EV関連として特に注目すべき点は特徴(1)で、日産「リーフ」だけではなく、三菱の「MiEVシリーズ」にも順次対応する予定とのことです。この装置の設置により、初期投資は多少必要ですが、EVのランニングコスト低下と、また、停電時の安心が得られます。


このパワーコンディショナは、経済産業省の「次世代自動車充電インフラ整備促進事業」による補助金対象機種として申請中であり、私たちが購入する場合には、95万円からいくぶん購入価格はやすくなるでしょう。今後、車と家が相互的に連携するシステムが増えてくると、私たちの生活だけでなく、社会のシステムなども変わってくるかも知れませんね。


●参考ウェブサイト

-三菱電機ニュースリリース

-停電時に太陽光が6kW使える、電気自動車にも充電できる(スマートジャパン)

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