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2014年8月13日

【EV】軽自動車タイプの電気自動車を共同生産か(三菱自動車工業・日産自動車)

三菱自動車工業(以下、三菱自動車)と日産自動車(以下、日産)は、「NMKV」という折半出資会社で軽自動車を共同開発しています。共同開発された自動車は岡山県倉敷市の三菱自動車・水島製作所にて生産され、それぞれのブランドにて販売されています。


ところで今回、共同開発している軽自動車の次期モデルを電気自動車(EV)としたいとの意向を、三菱自動車の相川哲郎社長が示し、事業性を含めて検討を開始したことをフジサンケイビジネスアイなどとのインタビュー内で明らかにしました。市場投入は来年度以降を計画しており、同社が販売している軽ベースのEV「i-MiEV」に替わるモデルとしての位置づけを考えているようです。


▲i-MiEV(出典:三菱自動車ウェブサイト)


では何故、次期軽自動車をEVにしたいのかということですが、EVの課題は皆さんも良くご存じの通り、航続距離がガソリン車と比べて短い事が挙げられます。一方、軽自動車ユーザーは自動車を街乗りで使う場合が多く、遠方に行く方が比較的少ないことから、軽自動車にEVが適していると考えているようです。


相川社長はさらに、「いずれ電池が進化し、航続距離も伸びる。軽クラスのEVは売れるようになる」と述べており、今後のEVの普及に自信を示しています。バッテリー技術が進歩することで、現状程度の航続距離を担保しつつ、大幅に安い軽自動車EVが発売されれば、確かにEVの販売は急増し、普及に弾みがつくことは間違いないでしょう。


EV普及をリードしてきた、三菱自動車、日産の2社がタッグを組んで新たなEVを開発することで、より低価格のEVが市場に出ることを強く願っています。


●参考ウェブサイト

-三菱自、日産と軽のEV開発 「アイミーブ」の後継モデルに(フジサンケイビジネスアイ)

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