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2014年8月18日
GoGoEVウェブサイト・Q&Aコーナーでも取り上げていますが、今日は「なぜ、電気自動車の初期費用は高いのか?」という疑問について、コラムにて詳しく解説したいと思います。
●電気自動車(EV)充電Q&A
-【EV購入 検討者様向け】EVのコストについて教えてください。
結論から申し上げると、EVの購入費用が高い理由は、バッテリの値段が高いためです。少しずつバッテリのコストは下がっていると言われてはいるものの、1kWhの電力量を貯蔵可能なリチウムイオン電池の価格はおよそ、7~10万円程度すると言われます。
(1kWhとは、1kWの電力を1時間使えるエネルギー量で、最新の6畳用エアコン2台を1時間使うエネルギー量に相当します。)
たとえば、日産LEAFの場合、24kWhの電池を搭載していますので、電池だけで240万円くらいのコストがかかっていると言えます。
すなわち、日産LEAFのメーカー希望小売価格(消費税込)が2,872,800円からである事を考慮すると、最大84%がバッテリの値段と言えるでしょう。つまり、技術開発によりバッテリのコストを大幅に下げる技術が開発されれば、EVの値段は格段に安くなります。
EVに興味があっても、購入費用が高いために購入を躊躇されている方もいらっしゃるかも知れません。ここで、少し視点を変え、移動式のバッテリを買うと考えてみると、EVの購入は非常にお得なのかもしれません。と言うのは、定置式の非常用バッテリが各社から販売されていますが、おおよそ1kWhあたり数十万円程度するものも多いからです。
つまり、EVを、普段は車としても使え、非常時には補助電源として使えるものと考えると、定置式バッテリの購入よりもお得になるでしょう。また、補助金を最大使うと、2,342,800円~購入できますので、支払う代金のほとんどがバッテリ費用だということになります。
なお、初期費用だけでなく、ランニングコストをいれたトータルコストで考えると、EVはガソリン車やハイブリッド車と比べ、決して高くありません。ガソリンに比べ電気は安く、毎日通勤で自動車を使う場合には、10年程度自動車を使う前提で、トータルコストとして考えると、EVがお得になる場合があります。一度、皆様の自動車の使い方を確認した上で、ガソリン車と比較されてみてはいかがでしょうか?
以下のサイトを使うとガソリン車とEVのランニングコスト比較が簡単にできます。ぜひお試しください。
●参考ウェブサイト:
(コラム執筆:Toyasu)
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