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2014年9月25日
今月15日、政府が、電気自動車(EV)で高速道路を使い長距離移動した場合、利用料金の一部補助を検討しているとの報道が行われました。予算規模はおよそ8億円で、平成27年度予算案での実施を目指しているようです。
EVは航続距離が短いことから、長距離運転が敬遠される場合があります。今回の取り組みは、EVユーザーに長距離運転を促すと同時に、長距離運転時の課題を調査する狙いがあるようです。そのため、補助金利用者には高速道路でのEV実態を把握するための書類提出などの条件が課せられることになりそうです。
ところで、8月末現在、高速道路(含:都市高速道路)には、91カ所の充電スタンドが設置されています。例えば、NEXCO中日本管轄の高速道路には、計19ヶ所(上下線1基ずつ、38基)の充電スタンドが設置されいます。
▲NEXCO中日本管内の電気自動車充電スタンド(※上記SAの全てに急速充電器設置済み)
筆者もEVに乗って高速道路を使用した長距離運転をした経験がありますが、高速道路上の充電スタンドは、電欠の不安を軽減し、高速を降りずに充電可能にするため、とても便利と感じます。そのため、充電スタンドが今後増設される動きは、大変喜ばしく思っています。
なお、日本の高速道路の実演長距離は、8,050kmと言われますので、現在計画されている290ヶ所に充電スタンドが設置されたとすると、平均およそ30kmおきに充電スタンドがあることにます。これだけ配備されれば十分と言え、高速道路でのEVユーザーの利便性向上が期待されます。
その一方で、現在の高速道路上の充電スタンドのほとんどは1ヶ所あたり上下線で1基づつの設置となっていますが、これでは不十分ではないでしょうか。
交通量の多い海老名SA等は既に充電スタンドが混雑がおきており、時には充電のために数時間待つといった状況もあります。SAへの充電器設置により、充電スタンドが増加することで混雑の分散も考えられますが、やはり交通量の多いSAなどには、充電器台数の増加が必要だと思われます。
充電待ち車両のための充電待ち駐車スペースや、充電スタンドへの屋根の設置など、充電環境の向上も今後のEV普及には必要となってくると思われます。
●参考ウェブサイト
-EVとPHV、高速料金を一部補助 政府検討、長距離移動促す(産経ニュース2014.09.15)
(コラム執筆・toyasu)
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