今月12日、メルセデスベンツを日本国内で販売するメルセデス・ベンツ日本株式会社（社長：上野金太郎､本社: 東京都港区）は、自動車業界で初めて、ディズニーとコラボレーションした自動車の発売を開始したと発表しました。

車種は、“smart”シリーズのEVである｢smart for two electricdrive｣で、”smart for two electricdrive edition Disney"と名づけられ、同日より、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店にて注文の受付を開始しています。納車次期は今年の12月頃を予定しているとのことですが、全国40台の限定販売となっています。

▲smart fortwo electric drive edition Disney（出典：メルセデス・ベンツ日本ウェブサイト）

コラボテーマは子供から大人まで幅広く愛されるディズニーキャラクター「ミッキーマウス」で、エクステリアのカラーは、ミッキーマウスをイメージしたブラック、ホワイト、レッド、イエローの4色で構成されています。

ボディカラーはミッキーマウスの服と同じレッド、ドアミラーには靴と同じイエロー、足元のホイールはホワイト。ドアミラーの横とリアには、本特別仕様車のエンブレム「edition Disney」を装着しています。

インテリアは、工場出荷後に熟練の職人が1台1台内外装の細部まで丹念に仕上げるフルカスタムオーダープログラムによる特別仕様が施され、シートは一度取り外し、レッドのダイヤモンドステッチを座面とバックレストに施した上質な本革に張り替えられ、ヘッドレストにはミッキーマウスのシルエットを、ショルダー部には「edition Disney」を、それぞれ刺繍で入っているなど、本特別仕様車ならではのディズニーの世界観と特別感あふれるインテリアに仕上がっているそうです。

EVとしての性能は、最高出力55kW、最大トルク130Nmを発生する電気モーターを搭載し、最高速度125km/h、航続距離は181kmとなっており、充電は普通充電のみですが、満充電までおよそ8時間必要です。

また、このEVは、「新エコカー減税（自動車重量税・自動車取得税）」の免税対象であり、クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金の対象となっています。

価格は399万円と、ベース車である｢smart fortwo electricdrive｣より100万円高くなっていますが、この自動車でディズニーランドに行くこと考えワクワクしているディズニー好きの方が、あっと言う間に買われるかも知れませんね。

●参考ウェブサイト

-メルセデス・ベンツ日本株式会社ニュースリリース（2014.09.12）