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2014年11月6日
米国を中心にインターネット上で保険販売を運営している「Coverhound Insurance」が、保険料を含む電気自動車(EV)の維持費について興味深いデータを報告していましたのでご紹介したいと思います。
これまで同社は、およそ20,000件の自動車保険を販売した実績を持っていますが、その実績から統計的にEVユーザの自動車保険料が安くなると報告しています。その額は、年間200ドルに及びます。
保険料が安くなる理由は、EVユーザの運転態度によるそうです。どういうことかと言うと、EVユーザは環境意識が高かったり、燃料費への意識が高いといった意識の高さに現れるように、責任感が強く、それ故、事故に巻き込まれない安全運転をするため、結果的に保険料が安くなるということだそうです。一方で、EVは最新のテクノロジーを装備しているため、一般的に保険料が高く設定されており、必ずしも保険料が安くなるという事ではないことは注意が必要です。
また、EVの車体費用はガソリン車に比べ比較的高価な点も留意しなければなりません。例えば、テスラ「モデルS」は富裕層向けとされており、米国では$71,070 〜 $91,070で販売されています。
一方、車体価格に比べ、維持費の大部分を占める燃料費はとても安くなります。例えば、日産「リーフ」が1mile(約1.6km)走るのに必要な費用は3.5米セント、トヨタ「カローラ」が同11.9米セントであることを考えると、その差は歴然です。
同社は、上記に述べた保険料、車体価格、燃料費以外にも、メンテナンス費用や税金を考慮したトータルコストも分析しており、その結果、日産「リーフ」の経済性が示されています。
以上、ご紹介してきました通り、自動車を使うには車体価格に加え、燃料費、保険料など様々な費用が必要となります。今回、統計的にトータルコストではEVの方がガソリン車に比べ安くなることを紹介しましたが、個別には個人の運転方法や利用形態にもよるでしょう。
しかし、保険料においては、一般的には電気自動車の保険料が高いにも関わらず、安全運転を理由に電気自動車の保険料が統計的に安いという事実はとても面白いと思いました。
(*コラム内・図はautoblog greenより抜粋)
●参考
(コラム執筆:Toyasu)
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