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2014年11月26日
新聞等でも大きく取り上げられましたが、今月18日、トヨタ自動車が新型燃料電池自動車「MIRAI」の発表会を生中継しました。その様子がUstreamに公開されていますので、ご紹介いたします。
今回の発表会は、質疑応答等も含め、1時間18分にわたる発表会で、たいへん充実した内容であったと思います。将来の水素社会を予見させる興味深い内容でした。もしお時間がゆるす方は、ぜひ見られることをお勧めいたします。
さて、燃料電池自動車(FCV)は排出するのは水だけと、究極のエコカーとして期待されていますが、その特徴は環境性だけではありません。特徴は、様々ありますが今回の発表会の中から、特に面白いと思った点を3つ、絞ってご紹介したいと思います。
(出典:トヨタ自動車・2014年11月18日の発表会)
FCV「Mirai」は、最大出力113kWのモーターにより、非常に高い加速性能を実現しています。上記写真を見るとわかるように、ハイブッリト自動車と比較しても、加速性能が高いことがわかります。また、最大トルク335Nm、高い応答性により、追い越し加速に優れているそうです。走っていて楽しいと思える車になっているのではないでしょうか。
(出典:トヨタ自動車・2014年11月18日の発表会)
災害などの停電時、約60kWhの電力容量、かつ最大9kWの電力供給能力を持ち、別売りの給電器に接続することにより、外部で電力を使うことが出来ます。また、車室内に設置したアクセサリーコンセント(AC100V・1500W)には、家電を直接つないで使用可能です。車の電動化に伴い、車内で家電が使えたりと、私たちのライフスタイルを変化していくことが予想されます。
(出典:トヨタ自動車・2014年11月18日の発表会)
発電時に生成する水を好きなタイミングで排出することができ、水で濡らしたくない場所等での排出を避けられます。また、この機能を使えば、周りの友人に「水しか出ない」と自慢することができるので、遊び心があって、面白いと思います。
以上、特徴を3つを紹介したように、「MIRAI」は非常に優れた燃料電池自動車だと言うことができると思います。一方で、価格は税込み7,236,000円、補助金を適用しておよそ500万円と、ハイブリッド車や電気自動車と比べても、まだまだ高いと言わざるを得ません。また、インフラも全国にいまだ40箇所(予定)と少ない状況で、FCVの本格普及にはまだまだ時間がかかりそうです。
しかし、水素社会の実現に向け、トヨタ自動車が大きな一歩を踏み出しはじめたことは、発表会の様子からも伺えます。今後どのようにFCVを普及させるのか動向が益々楽しみになります。
●参考ウェブサイト:
トヨタ自動車・ホームページ
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