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2015年6月12日
GoGoEVではこれまで、電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド車(PHEV)の販売台数を紹介してきました。皆さんもご存知のとおり、EV、PHEVともに車種はどんどんと増えてきています。
●GoGoEV関連コラム:
-【EV・PHEV】世界で人気な電気自動車・プラグインハイブリット自動車(2014年7月11日付)
-【EV・PHEV】2014年の世界の地域・車種別の電気自動車・プラグインハイブリット自動車の販売台数(2014年7月25日付)
-【EV・PHEV】2014年電気自動車・プラグインハイブリット自動車の世界と日本の販売台数(2015年2月10日付)
ところで、EV・PHEVに使われているリチウムイオン電池のトップメーカーはどこでしょうか。トップ10メーカーを2014年、2015年(1月~3月)の順で見ていきましょう。
まず、2014年トップ10メーカーです。
▲2014年EV向けバッテリー販売容量(出典:EV Obsession)
2014年のトップメーカーは、昨年(2013年)に引き続き、Panasonicだとの事です。テスラモーターズ「モデルS」のバッテリーに採用されるなどEVだけでなく、プリウスPHVなどに利用されています。日本企業が1位なのはやはり嬉しいものです。
2位以下は、日産とNECの合弁会社であるAESC(オートモーティブエナジーサプライ)、韓国のLG化学、中国の電気自動車メーカーBYD、三菱GSユアサと続きます。また、EVの普及に伴なって、新たにEVバッテリーに取り組むメーカー(Samsungなど)も増えてきています。
次に、今年(2015年)1月から3月のトップ10メーカーです。
▲2015年第一四半期EV向けバッテリー販売容量(出典:EV Obsession)
このグラフから分かることは、2015年の最初の3か月の出荷量が、既に昨年度のペースを上回っているということです。いくつか例を挙げると、Panasonicの場合、2014年は年間を通して2,726MWhでしたが、2015年第一四半期で888MWh(通年ベースで3,552MWh)となっています。
また、中国の電気自動車メーカーBYDの場合、2014年が461MWhの出荷量であったのに対し、2015年第一四半期は196MWh(通年ベースで784MWh)と、昨年の約50%増で販売が伸びています。
先日、今年販売される電気自動車を当コラムで紹介しましたが、今後、スタイリッシュなデザイン、ファミリー向けの電気自動車など、続々と増えてくることが期待されます。ますます多くの電気自動車が、よりたくさんの人の身近なモノになるために、バッテリー技術が発展し、その結果としてEV、PHEVの価格が下がることを期待したいものです。
●参考ウェブサイト
-Top EV Battery Manufacturers - 2013 Top 10 In Sales
-Top EV Battery Manufacturers - 2014 Top 10 In Sales
-Top 10 EV Battery Manufacturers - In Q1 2015
-【PHEV・EV】2015年に発売される電気自動車 -その1-(2015年2月13日付・GoGoEVコラム)
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