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2015年7月31日
アメリカの雑誌、「fortune」にAppleが”アップル製電気自動車の作成に取り組んでいる”と掲載されていました。記事の中には、もしかするとその車は自動運転なのでは?とあります。自動運転と言えば、googleもEVを利用していました。興味深いのはEVが使われているところです。なぜ、自動運転の実験をEVで行うのでしょうか。今日のコラムでは、その秘密を見ていきたいと思います。
▲Appleの電気自動車(出典:FORTUNE)
まず本題に入る前に、そもそも”自動運転”という考え方はいつ頃から生まれたのでしょうか。
アメリカでは1950年代から自動運転に関する研究が始まり、日本では60年代から研究が本格化しました。人が運転するから事故は起きる。飛行機や新幹線と同じように、安全を確保し、効率を高めようというのが自動運転の開発のきっかけです。
2004年にDARPA(米国防高等研究計画局)が開催した「DARPA Grand Challenge」にさかのぼります。これは、指定された砂漠のコースを自動運転でゴールまでたどり着けるかを競うものでした。しかし、ゴールできた車はなく、最も長く走行できた車でさえ、240Kmあるコースの5%を走行したにとどまりました。それからおよそ10年が経ち、自動運転技術はどんどん進歩しています。例えば、Googleの自動運転車はこれまでに200万マイル(約320㎞)以上を走ったと言われています。
それでは、なぜ自動運転をEVで実験しているのでしょうか。自動運転をするにあたって、エンジンを使うのか電気モーターを使うのかということはあまり問題にならないような気がします。しかし、エンジンだと操作と反応に時間がかかります。電気モーターの方が反応がよく、はるかに自動運転に適しています。下のイラストは、ガソリン車と電気自動車の仕組みを表しています。このイラストをみるといかに電気自動車のしくみがシンプルということが分かります。つまり、これは操作から反応の時間を早くすることを示します。
▲ガソリン車と電気自動車のしくみ(出典:電気自動車(EV)購入ガイド)
実用化は噂では2017〜2020年と言われています。自動運転が実用化されると、EVカーシェアリングをスマホひとつで自分のところまで呼ぶことが出来たり、空いた時間に充電を車自身が行ったり、カーシェアリングの普及の起爆剤の一つになりそうですね。また、体が不自由な人、年配の方の移動手段として利用されるかもしれません。いずれにせよ、自動運転は私たちの生活に大きな影響を与える自動運転技術が今後どうなっていくのか注目です。
●参考ウェブサイト:
-Apple’s hiring more car industry experts for a secret project(Fortune)
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