GoGoEVからのお知らせや、アンケートの結果、充電スタンド関連企業のプレスリリースを掲載しています。
2015年8月7日
今年4月、世界的な会計事務所デロイト・トウシュ・トーマツの子会社「デロイト トーマツ コンサルティング」の日本法人が、日本における「電気自動車(EV)を含む次世代車に関する意識調査」を実施しました。今日のコラムではこの結果についてご紹介致します。
まず調査の概要ですが、以下のようになっています。
<調査概要>
・調査期間:2015 年 4 月 25 日~26 日
・調査手法:インターネット調査
・調査対象:東京 23 区、政令指定都市、その他地域に住む 20-69 歳の男女
(自動車保有者 9 割、非保有者 1 割)
・調査実数:2,075 サンプル
今回行われた調査からわかる点が大きく2点あります。
一つ目は、EVの購入検討意向が昨年に比べて増加している点、もう一つはEVのみならず、あらゆる次世代自動車の購入検討意向が増加している点です。
それぞれについて見て行きたいと思います。
まず、EVの購入検討以降が昨年より5%増加し、過去4年間で最も高くなりました。図を見ればその傾向が良くわかりますが、2014 年には 14%だったものが 2015 年には 19%となりました。
▲EV の購入検討意向(出典:電気自動車(EV)など次世代車に関する消費者意識調査)
これは、日産リーフのような量産型のEVが普及して人々の目に触れる機会が増えたこと、また、欧米メーカーによる高価格 EV 発売による選択肢の増加、そして、GoGoEVをご利用の方はご存知の通り、充電環境の整備が進んでいることなどが理由として考えられます。
2つ目の次世代自動車の購入検討以降ですが、これについても図を見て頂ければと思います。既に一定程度の認知度があるハイブリッド車(HV)、プラグインハイブリッド車(PHV)をはじめ、クリーンディーゼル車(CD)、燃料電池自動車(FCV)などでも総じて上昇しています。
▲次世代車購入意向(出典:電気自動車(EV)など次世代車に関する消費者意識調査)
この理由としてはEVにおける上昇傾向と同様、車種の増加や価格低減、FCVなどでは実際に販売が開始され、自動車メーカー、政府・自治体、インフラ事業者によるプロモーションなどの取り組みの成果も要因として考えられます。
実際にEVが普及するには、まずはEVを認知してもらい、その上で購入検討意志を持ってもらうことが重要です。それは、次世代自動車を購入する際の選択肢とすることは環境意識や社会への関心の影響、また燃費への配慮などから起因している面もあると考えられ、その意味で、EVのみに限らず、多くの次世代車のタイプで認知度が上昇したことは、EVの普及にとっても有利になると思います。
今後、次世代車業界全体で車種が拡大すると共に価格が低減し、また同時にインフラが整備されることを願います。同時に、EVの普及においては、より認知度が向上するためにGoGoEVも微力ではありますが、より正確な充電スタンド情報の提供に努めていきたいと思います。
●参考ウェブサイト:
-2015 年『電気自動車(EV)など次世代車に関する消費者意識調査』(デロイト トーマツ コンサルティング合同会社・2015年6月29日ニュースリリース)
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