GoGoEVからのお知らせや、アンケートの結果、充電スタンド関連企業のプレスリリースを掲載しています。
2015年10月16日
世界の電気自動車(EV)業界に大きな旋風を起したのは米国ベンチャー企業「テスラモーターズ」です。EVの最大の欠点であった航続距離に対して、電池を多く積み、ラグジュアリーな自動車を作るという事で販売数を伸ばしています。
●GoGoEV関連コラム(2015年8月28日付):
-http://ev.gogo.gs/news/detail/1440321382/
ところで、このように航続距離が長いEVですが、世界で果たしてテスラモーターズだけが開発しているのでしょうか?実は、皆さんが一度は聞いたことがある自動車メーカーも開発を進めているとの事です。そこで本日のコラムでは、それら”長距離EV”いくつかご紹介したいと思います。
アウディは今年8月、満充電状態から500km以上走行できるSUVタイプの電気自動車を開発するため、韓国の電池メーカーであるLG Chem、Samsung SDIと提携すると発表しました。一回の充電で約500km走行可能となっています。
500kmといえば、1回の充電で東京から大阪に行くことができます。また、先月行われたフランクフルト・モーターショー2015においてコンセプトカー「e-tron クアトロ・コンセプト」を発表しました。
今後、2018年の市販化が予定されています。
▲AUDI・SUVタイプ長距離EV(出典:Automotive News)
メルセデス・ベンツ製品開発部門の開発統括者であるトマス・ヴェーバー取締役は、航続距離約500kmの電気自動車でテスラに戦いを挑む準備をしていると、ドイツの自動車雑誌『Auto Motor und Sport』によるインタビューで語りました。注目すべき点は、この自動車がプラットフォームとなり、今後同社の多様な車種に適応可能になることです。ただし、市販化の予定などについては現在のところまだ公表されていません。
▲メルセデス・ベンツ・長距離EV(出典:autoblog)
中国のイーロン・マスクと呼ばれるJia Yueting氏が設立したIT企業「楽視網信息技術」が開発中のEV「Le* Car」のスケッチが公開されました。Jia Yueting氏は2014年12月、テスラを目指して電気自動車を自社開発すると発表しています。
現段階でどの程度開発が進んでいるかは定かではりませんが、ラグジュアリー路線を打ち出すであろうLe* Carは、2016年の北京モーターショーで発表され、2018年前半には市場に投入されると予想されています。
▲楽視網信息技術・Le* Car(スケッチ図)(出典:autoblog)
以上、今回は3社について長距離EVの開発状況を見てみました。冒頭で述べました通り、テスラモーターズはEV業界に革命をもたらし続けています。今後、長距離EVや超小型モビリティなどが市場に現れると、どんどんEV業界が盛り上がっていくでしょうね。これらメーカーの今後の展開が楽しみです。
●参考ウェブサイト:
-Audi plans all-electric SUV to fight Tesla Model X
-アウディが500km走れる電気自動車SUVを開発へ、LGとサムスンから電池調達
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