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2015年11月23日
東京モーターショーの規模をコンパクトにした地方モーターショーの一つ目、名古屋モーターショーがポートメッセ名古屋(愛知県名古屋市港区金城ふ頭)で本日まで行われています。
これまでGoGoEVでは電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)、水素燃料電池自動車(FCV)など次世代自動車に関する東京モーターショーの展示について取り上げ、前回のコラムでは海外メーカーのうちBMWとメルセデスの2社の取り組みについてレポートしました。
本日は同様に自動車の電動化を推進する自動車メーカーとして、ドイツのVW(フォルクスワーゲン)、ポルシェ、AUDIのブースからプラグイン車についてレポートします。
前回のモーターショーに続き、今回もフォルクスワーゲンからは多くの電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド車(PHEV)が展示されていました。
まず、日本初出展となったのはVW社の小型SUV「Tiguan(ティグアン)」のプラグインハイブリッドモデルです。屋根の上に太陽光パネルが搭載されており、冷暖房を動かすエネルギーに活用できるとの事。既にGolfやUP!などの主軸ラインではプラグイン化が進んでいますが、周辺ラインにも拡大してきたように感じます。
▲Tiguan GTE
また、日本で発売が開始されているPHEVタイプのGolf GTE、EVタイプのe-UP!に加え、欧州では既に発売されているPassatのPHEVモデルも展示されていました。
▲Golf GTE
▲e-UP!
▲Passart GTE
ポルシェからは前回のモーターショーでも展示されたパナメーラのPHEVモデル「ポルシェパナメーラS E-ハイブリッド」と、新たに昨年末より発売が開始されたカイエンのPHEVモデル「カイエンS E-ハイブリッド」が展示されていました。いずれも電池のみでの航続距離は30km程度と長くはないですが、スポーツカーにも関わらずエコというところには惹かれるものがあります。
▲パナメーラS E-ハイブリッド
▲カイエンS E-ハイブリッド
今日のコラムの最後は、AUDIをご紹介します。アウディは新たにQ7のPHEVモデルが展示されていました。特徴はガソリン直噴エンジンが採用された四輪駆動であることです。つまり、パワーが必要なところ、燃費が求められる街中の走行など、様々なシーンで活用できそうな車です。発売は2016年とされています。
なお、充電口はまだ欧州仕様となっていました。
そして、今年から販売が開始されたA3 e-tronも試乗車として展示が行われていました。実際に試乗してみるとPHEVならではの加速性能があり、さすがAUDIと言ったところです。
EVモードでのバッテリのみでの走行距離は50km以上であり、一般的な利用では十分といったところでしょうか。
説明員の話によると、VWグループ(VW/ポルシェ/AUDI)はディーゼルの不正問題で様々な苦境に立たされている部分もありますが、それでもなお、環境性能を重視した自動車を販売してい行くということです。そしてそのカギとなるのがEV/PHEVだとのことで、これらシリーズの充実を図っていくそうです。既に多くのラインナップを用意していることを考えると頷けます。
日本メーカーも海外メーカーに負けないよう、どんどんEV/PHEVをリリースしていってほしいですね。
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