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2016年7月22日
アウトランダーPHEVで栃木の湯西川温泉まで行ってきました。
スタート地点の大船から約250kmの(私にとっては)長旅でした。
先日、別のGoGoEV事務局メンバがリーフで旅行していましたが、
今回私はアウトランダーでということで、
"純EVとPHEVでは、旅の進め方にどんな違いがあるか"を裏テーマとして旅行を楽しんできました。
▲大船から湯西川までの運転経路
出発は朝10時半。
厚木(神奈川県の西の方)に住む友人を拾って、まずは海老名SAへ。
i-Mievがちょうど充電を終え駐車スペースから出るところだったので、
順番待ちの車がいないことを確認して充電を開始。
土曜日の海老名サービスエリアはすごく混んでいるので、待たずに充電できたのはラッキーです。
お昼も食べたかったので車を離れることに。
30分で戻ってこれるか分からなかったため、
GoGoEV特製のマグネットで「充電が終わっていたら勝手に抜いていいですよ」という
メッセージを残してから食事へ向かいました。
ラーメンを食べて戻ってくると、私の車からプラグが引き抜かれ、
隣のリーフが充電していました!
▲オリジナルマグネット、効果あり!?
マグネットを通じてコミュニケーションができた喜びと、
後の人を待たせずに済んで良かったという安堵感にしばらく浸っていました。
(まあ、マグネットなんか目にも留めていない可能性も大いにありますが、
それならそれでいいんです・・!)
高速道路サービスエリアの充電器は利用者が多いことと、
代替が利かない(利用中だとしても待つしかない)ことから、
他の場所よりもマナーを意識して充電する必要があると改めて感じました。
高速道路を走ると、それはもう、みるみると電池残量が減っていきます。
アウトランダーでガソリンを使わないようにするためには、
道中ほぼ全てのPA/SAを利用することになってしまいます。電池容量が少なく、ガソリンでも走行可能なPHEVでそれをするのは、
時間的・経済的にも非効率と思います。
ですので、今回はEV/PHEV以外の車で移動するときと同様、
休憩したいときにPAやSAに入り、休憩時間を利用して充電するのが良いかもしれません。
▲サービスエリアで食べるアイスってどうしてこんなに美味しいんでしょう!?
先客がいた場合は、操作画面を見てあと何分掛かるかを確認し、
長くかかりそうな時は敢えて充電しないという選択も取りました。▲先客あり。残り充電時間が20分ぐらいあったので今回はパス。
日光に到着し高速道路を降りたのは午後3時半ごろとなりました。
とっくに電池残量が0になっていたので、「道の駅 日光」で急速充電。
目的地の宿に向けて、最後のエネルギー補充を行います。
▲宿まで最後の充電スポット
鬼怒楯岩大吊橋に立ち寄りながらラストスパート。
美しい自然の中を、排気ガスを出さずに走り抜けるのは気持ちの良いものです。
お世話になったのは「湯西川温泉 彩り湯かしき 花と華」というお宿。
EV充電器が設置されていることから選んだのですが、
山の中特有の清らかで良い意味で湿った感じの空気に包まれた、非常に私好みの宿です。
近くには流れの速い川があり、ザーッという耳障りの良い音が聞こえます。
▲早速充電開始
食事と温泉を楽しみ、ゆったりと至福の時を過ごしました。
特に、川と岩と木々に囲まれた中にある露天風呂は、
ときどき蛾や甲虫が入り込んで来るところも含め最高でした。
※お風呂に虫網が常設されているんです・・!
▲囲炉裏を使った料理
翌朝、朝食を済ませて宿をチェックアウト。
我々がくつろいでいる間に黙々と充電をしていたアウトランダーは、
もちろん満充電状態。
満充電で1日をスタートできるのは大変ありがたいです。
当面は電気を気にすることなく観光できるので、充電器付きの宿はやはりおすすめです。
EV/PHEVの旅行先で充電待ち時間を抑え、効率的に観光を楽しむためには、
宿泊先における充電は必須と言えるくらい重要だと思います。
日光観光を楽しんだ後は、行きと同じようにサービスエリアなどに立ち寄りながら大船まで戻りました。
▲東武ワールドスクエア。匠の技見たり。
ガソリンでも走行可能なPHEVにおいては、
旅行経路における充電は死活問題になりません。
旅の目的やスケジュールに合わせて、電気とガソリンを上手に使い分けて、
柔軟に、心の余裕をもって旅を楽しめます。
一方、死活問題にならないからこそ、意識してマナーに気を付ける必要があると感じました。
宿泊施設における充電が重要だと改めて思いました。
現状だと充電器を置いている所はまだまだ少ないです。
EV/PHEVユーザの集客を見込めるのと、観光地周辺での充電待ちを少し緩和させることができると思います。
普通充電で十分です。関係者の方、ぜひご検討を!
次回の旅はいつになるか分かりませんが、その時は電気自動車を取り巻く環境が変化し、
また新しい景色を見せてくれるのではと楽しみにしています。
●関連記事
【EV/PHEV】アウトランダーPHEVで首都圏から湯西川温泉(栃木)に行ってみた ~準備編~2016/7/24 22:05
>>電気とガソリンを上手に使い分けて、
今回日光に行くわけですから、(東京→日光として)標高が高いところに移動します。こういう場合、登りの方向のみ重点的に充電し、下りの方向をエンジン走行にするというだけで、下りの充電回数を少なくしCO2排出も抑えられるハズです。
ただ、アウトランダの走行抵抗が大きく必ずしもこうならないかもしれませんが、最短の時間とCO2を出さない事を満たした最適値はあるはずです。
>>宿泊先における充電は必須と言えるくらい重要だと思います。
これは、よく思います。特に某ルートi○n・ホテルズ。お茶やビール/ポンタカードの特典がつくのはサービスとして頑張っているのはわかるのですが、2時間までを無料としての普通充電器の電気代って「いかほど」のサービス料金となるのか。カード会社に引きずられてサービス方向を見失ってないか。無料充電器を有するスーパーのほうが一枚上か。再考されたい。
2016/7/22 13:33
やはり、PHEVは長い休憩のときに経路充電しているのですね。
そうすると、必然的に丸々30分充電する事が多くなります。
30分というのは休憩していればあっと言う間ですが、先客が居て車内で待機していると、急いでいる時ほど長く感じます。
複数基設置が進まないのならば、1回の最大充電時間を短くするべきだと感じています。
BEVにとって充電は死活問題なので、先客が車内から居なくなっていると、「ちゃんと30分で戻ってくるのだろうか」と心配でなりません。
「充電は30分。その間は休憩できる」というのは、EVが珍しかった時代にEVメーカーやチャデモ評議会によって作られたイメージであり、
高速の充電待ちが当たり前となった現代に当てはめたままだとトラブルの元となります。
「高速での充電は15分。その間は車内で待機。」というマナーに変えて行くべきだと思います。
もちろん、1充電スタンド当たりの充電器数が増えれば別ですが・・・
充電料金を値上げするのが手っとり早い解決法ですね。
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