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2018年3月26日
米国の新聞USA Todayによると、ポルシェが2019年に発売予定の100%電気自動車「Mission E」について、北米のポルシェディーラー189店舗に800Vの超急速充電器を設置する計画があると伝えました。ポルシェ北米担当CEOのKlaus Zellmer(クラウス・ツェルマー)氏は電気自動車ユーザーにとって充電インフラが非常に重要であるとの認識から、充電網の整備を図っていくようです。
ポルシェでは2016年より350kW級の超急速充電器の開発を進めており、既にドイツのベルリンにあるポルシェセンターでは2017年6月に設置がされています。おそらく、この機種を北米で展開するものと思われます。
▲ベルリンポルシェセンターに設置された350kW超急速充電器(出典:Youtube)
これまで、ポルシェの電動車はプラグインハイブリッド車を中心に展開されてきており、パナメーラ3車種、カイエン1車種の4種類が市場投入されていました。
▲東京モーターショーで展示されたポルシェのプラグインハイブリッド車
それらに加え、満を持して投入される100%電気自動車「Mission E」は、航続距離500km(欧州NEDCモード)、350kW超急速充電を行えば、15分で400km相当分の充電が可能になるとのことです。また、非接触充電や400V急速充電、SAE J1772の普通充電にも対応するなど、これまでの電気自動車が対応してきた充電オプションを一気に増やす、電気自動車の新たな境地を切り開く自動車になりそうです。
▲ポルシェ「Mission E」(出典:ポルシェWebsite)
ポルシェが公開する「Mission E」の概念設計動画を見ると、何を実現しようとしているのかが良くわかります。量産車にここまでの機能が盛り込まれるかはわかりませんが、筆者は見ているだけでワクワクしました。
独自規格充電器の整備では、テスラがスーパーチャージャーの整備を世界中で進めていますが、ポルシェもある意味でそれに続く形になります。2019年のMission E登場までおよそ1年。今後の展開が期待できそうです。
●参考ウェブサイト:
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2024年11月5日 環境問題への対策のための実証実験が終了しました【ご協力への感謝と参加特典のご案内】 |
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