GoGoEVからのお知らせや、アンケートの結果、充電スタンド関連企業のプレスリリースを掲載しています。
2018年4月17日
先月26日、日産自動車は「日産リーフ」の使用済みバッテリーを再製品化し、有償での交換サービスを開始したと発表しました。日産自動車と住友商事の合弁会社「4Rエナジー(フォーアールエナジー)」の充電池再生化技術によって、リーフのバッテリーを再生して販売するとのことです。
フォーアールエナジーはリーフが発売された2010年に設立された企業で、電気自動車(EV)で使用されたリチウムイオン電池を「再利用(Reuse)、再販売(Resell)、再製品化(Refabricate)、リサイクル(Recycle)」することを目的として事業を行ってきました。
▲フォーアールエナジーの事業概要(出典:フォーアールエナジーウェブサイト)
これまでは、再生された電池を用いた家庭向け蓄電システムなどを主に扱っていました、いよいよ、リーフで使われた電池から、劣化していないセルを抜きだし、リーフ用として発売を開始するようです。なお、バッテリ価格は24kWh:30万円と、新品に比べて半額以下となっています。(新品バッテリーの有償交換価格は、24kWh:65万円、30kWh:80万円、40kWh:82万円)。
また、2年前のGoGoEVコラムでも取り上げましたが、EV・PHEVを取り扱うメーカーでは、バッテリー容量の劣化に対する補償を行っており、ある期間内に一定以下の性能を下回った場合、無償で交換してくれるサービスを提供しています。ただ、有償でのバッテリー交換サービスは、唯一日産自動車のみが価格を明示した上でサービス展開を行っていましたが、日産以外のメーカーでは、各販売店・サービス店で見積もりを取った上での交換となっているようです。
今後、4Rエナジーでは、他のバッテリー容量についても再生品バッテリーを展開するとのことですが、このように、安価なバッテリーが出てくることは中古車の市場価値を上げる要因にもなると思われ、さらなるEV・PHEVの普及に貢献するのではないかと思います。
日産自動車と三菱自動車が同じアライアンスになったことからも、三菱自動車のEV・PHEVでも同じようなサービスが展開されることも期待したいと思います。
最後に、もしEV・PHEVユーザーの皆様で、有償バッテリー交換をしたことがあるという方がいらっしゃいましたら、知見共有のためにも、それら経験についてコメント欄に書いて頂ければ幸いです。その際は以下の項目について書いて頂けると分かり易いのではないかと思います。
どうぞよろしくお願いいたします!
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1. 車種:
2. 交換したバッテリー容量: kWh
3. バッテリー交換にかかった総額: 万円
4. コメント等:
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●参考ウェブサイト:
-日産自動車、「日産リーフ」の再生バッテリーを使った有償交換プログラムを発表(2018年03月26日付日産自動車ニュースリリース)
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