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2022年10月18日

【日本航空電子工業】CHAdeMO仕様に準拠した EV充放電用コネクタ「KW1Cシリーズ」のバリエーションを展開

概要

日本航空電子工業はCHAdeMO(*1)仕様に準拠したEV充放電用コネクタ「KW1Cシリーズ」の製品ラインナップに、北米および日本市場向け「KW1Cシリーズ UL認証/JCS規格対応品」を追加し、販売を開始したとのことです。


EV用急速充電器向けに、小型・軽量かつ最大150Aでの出力を可能とするケーブル付コネクタ「KW1Cシリーズ」を製品化しており、このたび新たに北米および日本市場向け「KW1Cシリーズ UL認証/JCS規格対応品(*2)」を開発し、製品ラインナップが拡充されました。


電気自動車(EV)の販売が増加する中、商業施設等へのEV用急速充電器の設置拡充の声が高まっており、狭いスペースでも設置可能なEV用急速充電器の需要が高まっています。また、EVおよびEV用充電インフラの普及に伴い、一般ユーザーの使用を考慮した安全性の強化も求められています。これらのニーズに対して日本航空電子工業は、小型・軽量の急速充電対応コネクタ「KW1Cシリーズ」を開発し、各地域の安全基準への対応を進めているようです。


このたび開発された「KW1Cシリーズ UL認証/JCS規格対応品」は、EV用急速充電器の整備拡大が計画されている北米市場や、EV用急速充電器のリプレース需要が発生する日本市場向けとして、JCS(日本電線工業会規格)に対応するとともに、北米を中心に広く信頼されている製品安全規格であるUL認証における厳しい防水試験に合格しているとのことです。


また本製品はEVと電力網、家庭などとの間で双方向に電力をやり取りするV2X(*3)用途にも最適で、特に車両を長時間駐車する輸送業者へのV2X導入が検討され、家庭向けV2X(V2H)よりも大きな充放電出力での実証試験も進んでおり、大電流出力に対応した本製品が適用可能とのことです。


日本航空電子工業は、EV普及の黎明期である2010年当時からKWシリーズの開発に取り組み、CHAdeMO規格に適合するコネクタの製品化を続けてきました。取扱いの安全性や容易性、耐環境性などの品質を徹底して追求した「強さと品質の高さを兼ね備えたEV充電用コネクタ」を「Powerlance™」ブランドとして展開しているようです。


今後も、EV充放電用コネクタ「KWシリーズ」のバリエーションを拡充し、お客様の多様なニーズに応えていくとのことです。


特徴

・UL認証対応

・JCS規格対応

・CHAdeMO 準拠

・電動自動車用充放電システムガイドライン 準拠

・耐環境性の高い材料を使用した高信頼設計

・小型・高強度設計により軽量化を実現

・高出力な充放電システムに対応


*1:CHAdeMO協議会が標準規格として提案する充電方法の商標名

*2:JCS規格は、電線の製品規格や材料規格、試験・検査標準や技術計算標準として、日本国内で広く利用されている

*3:V2X(Vehicle to X)とは、V2G(Vehicle to Grid)、V2H(Vehicle to Home)、V2L(Vehicle to Load)などの総称であり、車(Vehicle)と電力網(Grid)や一般家屋(Home)及び一般機器(Load)の間で双方向に電力をやり取りするシステム


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CHAdeMO仕様に準拠した EV充放電用コネクタ「KW1Cシリーズ」のバリエーションを展開
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