2023年5月15日
ENECHANGE(エネチェンジ)株式会社(本社:東京都中央区 代表取締役CEO:城口洋平)は5月12日、賃貸マンション2軒の入居者用駐車場に6kWの普通充電器「EV充電エネチェンジ」を設置したことを発表しました。
政府は2035年までに乗用車新車販売における電動車の比率を100%とする目標を掲げ、EV・PHEVの普及に欠かせないEV充電インフラの拡充においては、2030年までに急速充電器と普通充電器を合わせて15万基へ向け増設すると示しています。中でも集合住宅における基礎充電については、入居者の利便性や物件の資産価値向上のために早期に必要だとして、国や一部の自治体で前年度よりも補助金の予算が増額される見込みとなるなど、官民一体となって注力しています。
こうした動きを受け充電器の設置数は増加傾向であるものの、依然としてマンションの販売戸数の1%に満たないのが現状です。集合住宅に住むEV所有者からは、EV充電器が設置している物件が少ないことから「住まい選びの自由」が狭まっていると感じる声が多数寄せられています。
この度EV充電器を設置した賃貸マンション両施設において、現時点で入居者にEV所有者はいません。しかしマンションオーナーが今後の本格的なEV普及を見据え導入した結果、実際に入居者からはEVやPHEVへの乗り換えを検討しているという報告がありました。EV充電環境の整備がEVシフトを後押ししていると言えます。
1設置場所:Grace Court YAMATO
所在地:神奈川県大和市下鶴間2丁目
EV充電器設置数:1基
2設置場所:SHINE PEAKS 上越妙高
所在地:新潟県上越市大和5丁目
EV充電器設置数:3基
利用時間:24時間(入居者専用)
設置モデル:チャージ1
・出力最大6.0kW ※一般的な普通充電器(3.2kW)の倍速で充電可能
・コネクタ:Type1規格ですべてのEV、PHVで利用可能
※テスラは変換アダプターが必要です。
・定格電圧:AC200V
・充電ケーブル長さ:約5m
EV充電エネチェンジは、通常プランに加え、2022年11月に集合住宅に特化したプランとして、国の補助金を活用し、マンション管理組合の負担は設置費用、月額費用、電気代もオールゼロ円で、共用駐車区画に導入可能な「マンション共用車室ゼロプラン」を発表しました。
翌2023年3月からは専用駐車区画に導入可能な「マンション専用車室ゼロプラン」を新たに発表し、導入プランの選択肢を増やすことで集合住宅におけるEV充電環境の整備を推進してきました。
2023年3月と4月の集合住宅におけるEV充電器導入に関する問い合わせ数の平均は、2022年11月のおよそ2倍に増加しており、丁寧なヒアリングや現地調査などを行いながらEV充電器の設置を進めています。今後も国や自治体の進めるEVシフトを後押しするべく、適切なEV充電インフラ整備を推進していく考えです。
設置・月額費用0円から、導入や運用の手間を最小限に電気自動車向けの充電設備が、商業施設や宿泊施設などの目的地となる場所への導入をはじめ、マンション向けにも導入ができるオールインワンサービスです。EV充電エネチェンジは、EVユーザー向けサービスも充実。充電スポットの検索はもちろん、誰もがいつでも充電器を利用でき、月額費用なく使った分だけ料金をお支払いいただくシンプルさが魅力です。
またe-Mobility Powerや各自動車会社が発行する充電カードでも利用できるようになり、利便性がさらに高まりました。
EV充電エネチェンジウェブサイト:https://ev-charge.enechange.jp/
ENECHANGE プレスリリース
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