2023年9月末時点の日本国内のEV充電スポット数は19,796拠点となり、8月末時点のスポット数に比べ201拠点の増加となりました。

9月の新規設置スポット数は、346拠点。

閉鎖したスポット数は、145拠点となります。

＜充電タイプ別の設置台数＞

今月も引き続き、チェーン展開するスーパーや全国のゴルフ場などへ充電器が設置され、普通充電器が400基近く増加しました。目的地充電できる充電スポットが増えることで、EVででかける際の心理的負担が減り、既存のEVユーザーの利便性が高まることはもちろん、EVの普及促進につながることが期待されます。

経済産業省は8月末の発表で、これまで2030年までに15万口としていたEV充電インフラの整備目標について、倍の30万口へ引き上げました。EVユーザーの利便性を高めるためには、急速充電、普通充電ともに高出力の充電器を導入し、総出力を増強することも必要としています。今後は、基数の増加とともに充電器の高出力化、またそれにあわせた従量課金制の採用にも注目が集まりそうです。