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2024年7月17日

パワーエックス レジデンス物件向けの超急速EV充電サービスを開始

株式会社パワーエックス(本社:東京都港区 以下、パワーエックス)は7月17日、大規模集合住宅の共用部に超急速EV充電器を設置し、住民専用設備として運用するサービス「PowerX チャージステーション for レジデンス」を提供開始したことを発表しました。本サービスは、大規模集合住宅に住むEVオーナーの利便性を確保しながら、運営管理者にも導入・運営が容易な基礎充電環境を提供します。第一弾導入物件として、森ビル株式会社(本社:東京都港区)が運営するマンション「六本木ヒルズレジデンス」(東京都港区)への設置を完了し、7月16日から利用を開始しました。






「PowerX チャージステーション for レジデンス」は、主要都市圏に多く位置する大規模集合住宅向けに開発された基礎充電サービスです。これらの集合住宅では、限られた敷地を有効活用する観点などから、機械式駐車場が多く採用されています。しかし、機械式駐車場にEV充電設備を設置するには、電気容量の制約や配線工事の難しさ、更には充電設備を導入できる駐車パレット数の制限など、多くの課題があります。それゆえ、2025年から東京都で施行される「新築建築物EV充電設備の整備義務」でも、機械式駐車場は一定期間整備義務の対象外となっています。


パワーエックスはこれらの課題に対応するため、蓄電池型超急速EV充電器「Hypercharger」を活用し、レジデンス物件の共用部で超急速充電を提供するサービスを開発しました。


第一弾サービス導入物件である「六本木ヒルズレジデンス」では、共用部に蓄電池式超急速EV充電器「Hypercharger Compact」1台を設置し、566戸の住民の専用のチャージステーションとして運用を開始しました。

※当チャージステーションは一般のお客様による利用はできません。


パワーエックスは、第一弾導入物件での運用から得られた知見を基に本サービスを改善し、今後さらなる導入を進めることで、EVユーザーが自宅で充電できる環境を整備し、EVの利便性向上を目指すとしています。



サービスの特徴

• 超急速充電: 最大150kW出力で、短時間での充電を実現

• 蓄電池内蔵: 充電用途での高圧受電が不要なので、既設物件にスムーズに導入可能

• 従量課金:受益者による公平な費用負担が可能に



想定される利用シーン

• お出かけ前: 機械式駐車場から出庫した車両をチャージステーションで充電。その間に、家族の乗り込みや荷物の積み込みを行うことで、時間を有効活用。

• 買い物帰り: 帰宅後すぐにチャージステーションで充電を開始。その間に荷物を自室に運び入れ、充電が完了したら機械式駐車場に車両を入庫。




PowerXについて




PowerXは予約可能な超急速EV充電サービスを提供しています。月額費用無料で、充電した分の充電料金のみお支払いの従量課金制です。従来の発電方法で充電する「Economy」から、純再エネ100%の「Premium」までの3つの料金メニューから選択可能。1台充電時の最大出力は150kW、2台同時充電時の1台当たりの最大出力は120kWとなっており、超急速で快適なEV充電を体験することができます。


PowerX WEBサイト:https://power-x.jp/ja/



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レジデンス物件向けの超急速EV充電サービスを開始



※株式会社パワーエックスは、GoGoEVのPRパートナーです。
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コメント一覧

2024/7/17 13:43

566戸の住民専用のチャージステーションとのこと、そのうち何戸がEVを所有されているのかも気になるところですね。自宅に150kWの充電器があるなんて、想像がつかない世界です。第一弾のこちらを皮切りに今後導入を進めるそうなので、どんな運用をされていくのか、実際に利用される住民の方の声も聞いてみたいですね。

GoGoEV事務局