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2024年7月18日
株式会社電力シェアリング(本社:東京都品川区 以下、電力シェアリング)は7月18日、環境省からデコ活推進事業の一環として受託している「ナッジ×デジタルによる脱炭素型ライフスタイル転換促進事業」として、2024年4月に実施したEVの昼充電を促す実証実験の結果が、日経GXにて掲載されたことを発表しました。
同事業では、余剰となっている再エネ電力の有効活用に向け、昼への電力利用シフトを促すために、全国の自治体や民間事業者・各種団体の協力を仰ぎながら、様々な実証実験を行っています。
その一環として、2024年4月に、テスラのEVの所有者でつくる一般社団法人テスラ・オーナーズ・クラブ・ジャパン(TOCJ)の協力の下、同会員に対し、スマートフォンアプリで充電日記を付けてもらう実験を行い、昼間への充電のタイムシフトを促す介入手法の有効性を示すことができました。
今回、日経GXにて、その内容が「脱炭素へ行動変容促す「環境ナッジ」 EV充電の誘導で成果」として掲載されました。
電力シェアリングでは、国連主導の国際イニシアティブ「24/7 Carbon Free Energy Compact」に2023年より加盟し、CO2排出量を時間毎に正確に算定する特許技術を取得しています。今回の実験では、その技術を用いて、「昼充電」という環境配慮行動の成果が、「CO2排出量の削減」という目に見える形で、スマフォアプリ上でリアルタイムにフィードバックされ、そのランキングを争うゲーミフィケーション手法の有効性を統計的有意に示すことができました。
環境省では、2050年カーボンニュートラル及び2030年度削減目標の実現に向け、脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動、「デコ活」を推進しています。
「デコ活」とは、「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動」の愛称であり、二酸化炭素 (CO₂)を減らす(DE)脱炭素(Decarbonization)と、環境に良いエコ(Eco)を含む"デコ"と活動・生活を組み合わせた新しい言葉です。
環境省「デコ活」公式サイト:https://ondankataisaku.env.go.jp/decokatsu/
電力シェアリングでは、EV昼充電や、電力消費の昼タイムシフト、蓄電池の有効活用等の電力・モビリティー分野を中心に、今後とも多くの民間企業や自治体の協力を得て様々な実証実験の実施を計画しています。デコ活事業の一環としてのナッジ実証事業で得られるこうした知見を、企業・自治体・団体等に積極的に共有しながら、その連携を深め、速やかな社会実装に貢献していくとしています。
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