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2024年7月29日
GO株式会社(本社:東京都港区 以下、GO)は7月25日、株式会社ローソン(本社:東京都品川区 以下、ローソン)、株式会社AOKI(本社:神奈川県横浜市 以下、AOKI)、横浜油脂工業株式会社(本社:神奈川県横浜市 以下、横浜油脂工業)の協力のもと、法人車両向けEV充電サービス『GO Charge』初となる充電スポットを、神奈川県横浜市内の各社敷地内に順次設置し、8月19日(月)からの本運用に向けて、試験運用を開始したことを発表しました。
『GO Charge』は、街中に設置されるEV急速充電スポットの検索・予約・決済の3ステップをオンラインで完結できるサービスです。このたび、『GO Charge』専用の充電スポットとして、横浜市内のローソンの2店舗をはじめ、AOKI、横浜油脂工業が提供する各敷地内に、最短約15分程度の充電で約150kmの走行※1が可能な100kWの急速充電器を順次設置します。なお、国内の充電サービスは時間課金制が主流ですが、『GO Charge』では、充電出力(速度)に依存しない、充電電力量(kWh)に応じた従量課金制※2となります。充電スポットでは、発電時のCO2発生量を抑えた環境にやさしい再生可能エネルギー100%電力(RE100※3)を提供します。
今回設置する横浜市内の4箇所を皮切りに、まずは法人車両向けから提供を開始し、2024年度を目処に個人向けにも全国で順次拡大していく予定です。なお、本取り組みは、経済産業省の「クリーンエネルギー自動車の普及促進に向けた充電・充てんインフラ等導入促進補助金」および神奈川県の「令和6年度神奈川県EV急速充電設備整備費補助金」の採択を受けています。
サービス公式サイト:https://go-gx.com/go-charge/
※1 日産リーフの交流電力量消費率をもとに算出
※2 従量単価のみのプランと、従量単価に加えて月額基本料金が発生するプランの2種類があります
※3 RE100とは「Renewable Energy 100%」の略称で、事業活動で消費するエネルギーを100%再生可能エネルギーで調達することを目標とする国際的イニシアチブです
神奈川県横浜市内の4箇所に各1基ずつ計8口の急速充電器(100kW)を設置し、試験運用を経て順次拡大していきます。
・「ローソン」横浜永田南一丁目店 (所在地:神奈川県横浜市南区永田南1丁目4−6)
・横浜油脂工業株式会社 月極駐車場内 (所在地:神奈川県横浜市西区南浅間町1-1「リンダパーキングYOF」)
・「ローソン」横浜岡村七丁目店 (所在地:神奈川県横浜市磯子区岡村7丁目34−15)
・「AOKI」横浜片倉町店 (所在地:神奈川県横浜市神奈川区片倉3丁目1−8)
世界的に加速する脱炭素化の動きの中で、日本でも政府が掲げる2050年までの脱炭素社会実現に向けたEV化が急務となっています。マイカーに比べて稼働率が高く、CO2排出量も約2倍※となるEVの普及促進による脱炭素化にあたっては、個人利用に比べて自動車の稼働率が高い事業利用目的の(法人車両等)におけるEV化が、温室効果ガスの効果的な削減に寄与することが期待されています。政府が掲げる2050年までの脱炭素社会実現に向けて、多くの企業でも脱炭素目標を掲げ、社用車のEV化を推進しています。一方で、自社所有地内に充電器を設置できない企業も多い中、運行中に立ち寄れる充電スポットも不足しており、多くの充電器は急速充電器でも約1〜2時間を必要とするなど、商用としては不向きな環境がありました。一方、経済産業省では2023年10月の「充電インフラの整備促進に向けた指針」で、「充電した電力量(kWh)に応じた課金(従量制課金)の広範な導入について、25年度からのサービスの実現を目指す。」としています。
GOは今回の取り組みを通じて、法人車両領域における一層のEV導入促進に貢献し、社会全体の本格的な脱炭素化を目指すとしています。
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