2024年11月8日
電気自動車(EV)向け充電サービス「Terra Charge(テラチャージ)」を展開するTerra Charge 株式会社(本社:東京都港区 以下、テラチャージ)は11月6日、宮崎県で唯一防災道の駅に指定されている「道の駅」都城NiQLL(宮崎県都城市都北町5225-1)へ50kW出力の急速充電器2口を設置し、2024年11月1日(金)からサービス提供を開始したことを発表しました。
テラチャージとして”防災道の駅”へEV充電器を設置するのは、「道の駅」都城NiQLLが初となります。
2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、EV普及とEV充電インフラの拡充が急加速しています。経済産業省はEV充電器の設置目標を2030年までに30万口(現在4万口)とするなど、充電環境の整備が全国で求められています。
道の駅は、これまで「通過する道路利用者のためのサービス提供の場」として安心して休憩できる場所としての役割が中心でしたが、これからは各「道の駅」における自由な発想と地元の熱意の下で、観光や防災など更なる地方創生に向けた取り組みを官民の力を合わせて加速させることが求められています。
国土交通省では、「道の駅」第3ステージの取組の一環として、都道府県の地域防災計画等で、広域的な防災拠点に位置づけられている「道の駅」について「防災道の駅」として選定し、防災拠点としての役割を果たすための、ハード・ソフト両面からの重点的な支援を行うこととしています。
EVには蓄電機能があり、災害発生時にはEVが「走る蓄電池」として、まだ電気が復旧していない地域に電気を供給することができます。そのため、EV充電器は、EVを所有する地域住民や観光客にとっての日常のインフラとしてだけではなく、災害時にも重要な役割を果たします。
「道の駅」都城NiQLLは、県下で唯一の「防災道の駅」として指定されており、災害時における支援拠点としての機能を有しています。「道の駅」都城NiQLLは、物産・交流・観光・防災の4つの機能(「日本一の肉と焼酎のふるさと」の魅力で地域活性化を推進する拠点としての機能や南九州全域への周遊を促す「地域の玄関口」の機能など)を備えた道の駅であり、非常用電源や備蓄倉庫、マンホールトイレを整備しています。
また、大規模災害時には後方支援の防災活動拠点としてや救援物資等の集配拠点、災害に関する情報収集・配信基地などの役割が期待されています。
テラチャージは、施設の初期/維持・運用費用が無料となるEV充電サービスの提供を実現し、日本全国にEV充電器の設置を進めています。
充電器が日本製で部品欠品リスクが少ないこと、課金決済と管理の機能があること、24時間365日対応のコールセンターがあることなどの特長があり、運用やアフターメンテナンスにおいても安心できるサービスを提供しています。
施設名:「道の駅」都城NiQLL
GoGoEV:「道の駅」都城NiQLL
所在地:宮崎県都城市都北町5225-1
充電器仕様:急速充電器(50kW)2口(2基)
サービス提供開始日:2024年11月1日(金)
利用料金:1分あたり38.5円(税込)
「Terra Charge」は2022年4月より開始した日本製の充電インフラで、アフターメンテナンスにおける部品供給不足のリスクが低いことなどからトップクラスの導入実績を誇るサービスとしてインフラ網を拡大しています。3kW、6kWの普通充電器、50kW超の急速充電器や、従量課金に対応した150kWの超急速充電器の設置も発表され、「すべての人とEVにエネルギーを。」というミッションのもと、EVの普及促進、課題解決に向けた積極的な取り組みを行っています。
「Terra Charge」 サービスページ:https://terra-charge.co.jp/
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